概要
高校卒業後、ボクサーを目指したが挫折、世界放浪のあと独学で建築について学び大学の建築学部に入学することなく建築士の資格を取得する。
個人の邸宅からキャリアをスタートさせプリツカー賞受賞など世界的な評価を得ており、近年も「表参道ヒルズ」「フォートワース現代美術館」「渋谷駅構内」といった名だたる建造物をてがけている。
しかし、彼の建築は見た目の奇抜さばかりを重視して機能面を犠牲にしているとして批判意見もかなり多い。特に上記の渋谷駅などは、大きな吹き抜けをとったために駅としては非常に使いづらいものになってしまい、利用者には大変不評である。さらに東京オリンピックの新国立競技場の選考委員としてザハ・ハディドのデザインを選び、そのデザイン案では予算膨張が見込まれたため取り下げ。またそのことを未然に見抜けなかった(あえて無視した?)ことが露見し、キャリアにミソをつける結果となった。