「いつか姉さんがダメになった時、円が助けに来て」
CV:田村ゆかり
概要
第1話の時点で故人となった千尋の母で円の姉。具体的な年齢は不明だが、円の7歳上(小説版の円の年齢を基準にするならば30代中~後半)。
鷹取家の反対を押し切ってまで結婚し、千尋を産むために鷹取家を出奔。
このことは千尋に話していなかったため、彼は円に引き取られるまでこの事実を全く知らなかった。彼女の遺言書に書いてあった「働かざるもの食うべからず!!」も、千尋が家政夫になる切っ掛けにもなった。
円が海外へ留学時に、将来自分が(何らかの形で)ダメになった時に助けに来てと約束を交わしており、このことが円が千尋を引き取る大きなきっかけとなった。
故人ではあるが話の所々に登場しており、特にアニメでは幼少時代などの生前の回想や千尋の夢の中に出てくる霊など、ほぼレギュラーで登場している。
人物像
生前はシングルマザーとして過ごしていた時期があったようで、突然の死に当時、千尋が住んでいたアパートの大家夫婦も、若い年齢で突然の死を迎えたことを悼んでいた。
死を予感したのか、事前に遺言書を認めていた。…その割には遺言書の文章は顔文字を使うなど余りの緩さに危うく千尋に燃やされかけたが(原作では「将来ハゲないか心配」の文面があったが、アニメでは「そこが心配」に変更されている)。
名家のお嬢様だったこともあり、家事は基本的に千尋が担当(この生活環境により、千尋は主婦(主夫)顔負けの家事スキルを身に着けた)しているが、卵焼きだけは彼女が作っていた。これは円が失敗作にも拘らずうれしそうに食べるのが悔しかった為、卵焼きだけは練習して上手くなった。
小ネタ
声優がまさかの田村ゆかりということもあり、ニコニコ動画では早速17歳教ネタを用いたコメントがあちこちで見受けられた。
関連タグ
小宮千尋(息子)
鷹取円(弟)