プロローグ
真っ暗な部屋にて手術を受けているタモリ。
「あ、みなさんこんばんは。私は今、手術中です。
あなたはもし、医者が手術中にミスを犯したらどうしますか。それとも悪意…いや、殺意を持ってたとしたら…イテッ! …うん、平気だ。平気平気平気!
ま、そんなわけで私は今、麻酔無しで手術をしてもらっているわけです」
手術は終わり執刀医たちは去ってしまう。
「……イテッ!…先生、終わったんですか? 先生。…先生! これ開腹したままじゃないですか。 イテ…なんか体の中残してますよ! 先生!
先生ーーーッ!」
『手術中』の文字は消えて、サブタイトルが浮かび上がるように映る。
…かなり痛々しい目に遭っているようだ。
概要
1991年1月24日放送分の一本目である。執刀医の悪意が渦巻く物語となっている。
あらすじ
院長の大林(上田耕一)は、手術した患者の腹の中にメスを置き忘れてしまったことに気づく。しかし、体面を考えて、医師の永山高司(平田満)に取り出すことを命じる。永山は患者の開腹手術をするが、探しても探してもメスは見つからない。焦った永山は、誤って患者の動脈を切ってしまい、患者は死んでしまう。なんとかして責任を逃れたいと考えた永山は…。
※公式サイトより