概要
「その他とんこつ」の浦和泉高校吹奏楽部部員。あだ名は「あさみん」。
転校生のため、本編では第5話と少し遅れて初登場するが、単行本1巻のカラーページでは他校の制服(おそらく転入前の高校のもの)を着て登場する(転入手続のためだろうか)。「~とです」という方言や、2巻の合宿の話で湯布院という単語がタイトルに使われているため、大分県出身と思われる。登場時期を考えると、前の高校の在籍期間がわずか1か月ほどであり、浦和泉高校へ突然転校するきっかけがあったはずであるが、本編では明かされていない。
内気なドジっ子キャラだが、3巻での萌葱の登場以降はドジ控えめになる。楽器に関しては基本的に不器用(カスタネットに指を挟む、楽器を叩く際にバチを豪快に飛ばす等)だが、トランペットは上手く吹ける。しかしコハルが既にトランペットのポジションを確保していたため、空白のパーカッション担当となる(元々は美術部志望でデッサンが上手だったため、それ以前は「広報担当」であった)。飲み込みが早く、入部当時はほとんど楽器をまともに演奏できなかったが半年ほどでゆみの実力を上回った(8ビートを独学で身につけ、千夏に感心させている描写が3巻にある)。
コハルと補習に参加したことや小テストの不出来から勉強が苦手と誤解されがちであるが、その飲み込みの早さから学年首位をとるなど決して頭は悪くない。また謎の技術を持ち、クレーンゲームの3個同時景品取得、スロットの目押し、射的での跳弾などができる。麻雀も打てる。
豚のキャラクターが好きで、豚のヘアピンをつけたり、部屋にぬいぐるみを飾ったりしている(前述した謎の技術を駆使して大量のグッズを入手する描写がある)。好物はとんこつで、かなりの確率で携帯している(とんこつ菓子、弁当、ラード、リップクリームなど)。その様子を見た千夏からは「よく太らないわね」と呆れられるほどであり、秋桜美は九州特有のとんこつ体質を持ち合わせているものと考えられる(他に、ほたるに菓子を分けたところ、翌日に彼女が腹痛を起こす描写がある)。