概要
「暴走担当」の浦和泉高校吹奏楽部部員。あだ名は「ハルちゃん」「ハル君」。
中学時代はバスケ部のエースで、浦和泉高校にスポーツの特別推薦で入学したが、民放のバラエティ番組で、一輪車に乗りながら演奏するシーンを見て吹奏楽部を見学する。弦楽器のバイオリンが吹奏楽にないと知りバスケ部へ行こうとしたが、千夏のメトロノーム催眠術を受け、そのまま吹奏楽部に入部した。不器用で、トランペット担当となったものの最初のうちはピストン操作もままならず、加減を知らず、演奏の際にその音色で人を気絶させるほどである。
彼女は常にスパッツを穿いている。スパッツを穿いているときはスカートを忘れても平然としているが、ひとたびスパッツを忘れると非常に動揺し、活力が失われる。例えば、普段は校庭10周や自宅からの徒走歩通学等、安々とこなしていることができなくなる。また、前述したようにトランペットを常に音量最大(フォルティッシモ)で鳴らしているのが、ピアニッシモ程度の音量になる。冬美は「スカート短いのが恥ずかしいのかな?」と考察しているが、コハル本人の発言や、2巻裏表紙カバー裏のイラスト(「メイド服を着たコハルが、逃げていくスパッツを追いかける」という夢を見て、彼女がうなされているという内容)等からそれは否定され(長いスカートであっても動揺している)、本当の理由は、脚がスースーするのが恥ずかしいことであり、その根拠は、最終回での彼女の「(脚が)スースーするならスパッツ履け!!」という発言である。これは男子の後輩から学ランを奪った状態での発言であり、彼女自身がスパッツを穿けば足元がスースーせず恥ずかしくないと考えていることが読みとれる。(他に、第44話で足元に風が吹いたことで異変に気付くという描写もある。)それを裏付けるように、スパッツを穿いていない場合であっても、水着、体操着、ジャージ、学ラン、レギンス等、足元がスースーしない、スパッツ代わりのものを着けていれば動揺しないという描写がなされている。