「子らよ……汝ら愛を示せ」
概要
空の向こうの世界の「指先の獣」をかろうじて撃破し、主人公を取り戻したレジスタンスと飛行島の面々。
しかしその代償にアイリスは重傷を負ってしまう。
飛行島で全員が待機している時、突如世界樹を割って出てきた存在。
容姿は露出度が高く、手を4つ有している異形の姿。
「永遠の愛を与える」という台詞の後、指先の獣を大量に生み出し、住民達を樹木に変えてしまう。
兎に角「愛」という言葉に執着しており、自分への攻撃、抵抗を筆頭とする全ての事象も愛として認識してしまう程。
主人公を見るなり「彼方の世界より現れし…」と言っている為、異世界の存在についてに認識している事が窺える。
2人のエレノアが、「微弱だが〈慈愛のルーン〉の力を感じた(要約)」とのことだが…。
真相(ネタバレ注意)
実は、〈慈愛のルーン〉は彼女の左目に埋め込まれている。
大いなるルーンの1つである〈慈愛のルーン〉の力を攻撃に転用しているので、ダメージが蓄積していても弱体化する様子がなかった。
また、空の向こうの世界で信じられている「指先の獣によって吸われた命は世界に還元されている」というのは嘘。
実際のところは、死した命は慈愛の神の中で融けて、混ざって、個や意識、肉体という概念を捨てて、安らかな世界で微睡んでいるというのが真相。
7周年の闇の王に近いと言えるだろう。
アルタが吸収され、アルタも諦めかけていたが、仲間と姉の呼びかけにより脱出。
アルタと主人公の必死の猛攻によって遂に倒れ、安らかに消えていった。
関連タグ
闇の王・・・似た行動原理を持っていた同作品のラスボスの1人。