文士劇

ぶんしげき

作家、新聞雑誌記者などの文学者が演者の中心となって上演されるアマチュア演劇。または「文豪とアルケミスト」の朗読劇イベントのこと。

概要

1. 作家、新聞雑誌記者などの文学者が演者の中心となって上演されるアマチュア演劇。
2. 「文豪とアルケミスト」の朗読劇イベント。詳細はこちらから。

日本初の文士劇

1890年（明治23年）の尾崎紅葉、江見水蔭らによる硯友社劇。

広く認められるようになったのは、明治時代に組織された若葉会とその後身である東京毎日新聞演劇会の公演によってである。

中でも文藝春秋社主催の昭和期の文士劇は、1934年の『文藝春秋』の愛読者大会に始まり、第二次世界大戦後は1952年｜1977年まで25年間にわたって毎年開催された。

三島由紀夫や五木寛之など、当時の流行作家が出演することで一般にも高い人気を誇っていた。