『間違った行いをしているのなら、それを正すのが私の役目よ』
プロフィール
概要
城内を統べる組織ヴェルターの隊長(コマンデュール)。
敷島魅零と同じ《リブレイター》でありながらエクスターと一緒にいることはなく、戦闘は蹴り技を多用した単独での生身。しかしアーム無しでも能力者と互角に渡り合えることから「ゼロ・アーム(武器なし)」の異名を持ち、シャルロットが一蹴されたレディ・レディ相手にも勝てはしないものの膝をつかないレベルでやりあえている。
城内の住民達の管理の方針に関しては強硬派のシャルロット・シャルゼンと対立することが多い。
本作の主要な登場人物の中でも均整の取れたスタイルをしている。
見城ひびきという少女が本来彼女のパートナーであったエクスターの模様だが彼女はフェステ内で眠ったまま(蓮実レイン曰く「現実から逃避」した状態)。しかし彼女への思い入れは強いようで、他人から彼女をけなされると激頏したり、眠る彼女に「家族の元へいずれ帰れる」手段を見つけることを誓っている。
過去に島に来たばかりの当時、ひびきとともに不良達に「新参狩り」と称したリンチにあい、そこを柊晶に救われている。しかしひびきは事件のショックで引きこもってしまい、彼女を守れなかった後悔から元々それなりの腕のあった格闘術を晶とシュリのトレーニングでさらに磨き、晶の要請で現在の地位についてのち長かった髪を切っている。
シャルロットが権力を握って以降はひびきを人質に取られて魅零との戦いを余儀なくされるが、ひびきの涙を見て魅零への攻撃ができなくなり、処女まもりにひびきが救出されたため呪縛から解き放たれることとなる。