概要
昭和の中頃より新設された学校は鉄筋コンクリート造が主流となり、既存の学校でも団塊の世代の入学とほぼ同時期に建て替えが進められたが、地方ではその後も残り続けた。
現在では、木造校舎が残った地方がそのまま子供が少ない過疎地域となったため昭和期から現役として残っているものはかなり少なくなっているものの、昭和風のコンクリ校舎が陳腐化したこともあり、林業振興の一環として、或いは情操教育の一環として新しく木造の校舎を建てる例もある。
ただし、内装は現在の価値観、手法、防災基準に則って新たにデザインされたものが大半で、古典的なものとは差異がある。