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極晃星

すふぃあ

極晃星とはアドベンチャーゲームシリーズ「シルヴァリオサーガ」似て登場する、究極の力
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概要編集

 極晃星とはアダルトゲームブランド「Light」から発表された作品群「シルヴァリオサーガ」に登場する、異能の頂点。


 本作品群は「星辰体」と感応することで発現する異能「星辰光」を保有する者たちの戦いが繰り広げられるが、極晃星はその究極。同ゲームブランド作品群では「究極とその下位互換との間に桁が違いすぎる力量の差が存在する」バトル作品が多いが、極晃星と通常の星辰光との間にも同種の差が存在する。


 というのも、星辰光は基本として特異点から三次元に流れ出た星辰体に感応して発言するものだが、星辰体とは特異点が存在する高位次元にある相転移エネルギーの残骸―もしくは成れの果て―とでもいうべき存在。対して極晃星とは星辰体を流しだす大本である第二太陽と同じ特異点の亜種を創り出しているに等しいため、文字通りの意味で次元が違う。このため極晃星と相対する場合、戦闘特化型の人造惑星だろうと一瞬でも拮抗することができれば異常レベルの事態であり、劇中真っ向から極晃星を打倒した非極晃奏者は存在しない。


 反面、極晃星に到達するには三つの条件が存在しており、このため至ろうと思って任意で至れるものではない。反面、到達者が出てきてしまった場合の影響度が最低でも惑星規模に到達しうるため、同時に決して無視することができない力でもある


 また本質としては「願えば叶う魔法のランプ」であるため、単純な性能以上の危険性も存在し、前述の超絶的な異能とは異なる形で無視できない危険性も存在する。


到達に必要な三大条件編集


高位次元に接触するための星辰体感応物質の確保。編集

 神星鉄、もしくは翠星晶鋼に準ずる星辰体感応物質を保有する事。

 翠星晶鋼は極晃の亜種である神祖でなければ創り出すことができないため、基本的には神星鉄。ただし技術レベルが圧倒的に低下している新西暦で旧西暦25世紀の物質を調達することは簡単ではなく、この時点で相応の権力か技術力がなければ到達困難


何かしらの性質が天元突破する。編集

 極晃星の力の性質ともいえる「天元突破した資質」を会得すること。こちらは到達者の元から高い性質が底上げされる場合が多い者の、到達による現象で勝手に底上げされる場合もあるため、比較的易しい条件ともいえる。

 たいていの極晃奏者は、後述する祈りをこの突破した性質で具現化する形で能力を会得する。


思いを共有する他者の存在編集

 最難関であり最重要な条件。文字通り運命レベル人生レベルで「他でもない貴方だからこそ共有できる想い」によって、二つの条件を押し上げる形で極晃奏者は極晃に至る。

 「人生の祈り」「勝利の答え」を共有できるレベルで想いを同じにできる存在。すなわち運命の相手。この存在がいなければ、二つの条件をいくら成立させても極晃を描くことはできない。ただしそれだけの想いを共有できるのなら割と種別は問わないため、本編においては「最愛の相手」だけでなく「無二の宿敵」「比翼連理の相棒」「血を分けた肉親」といった形でも成立する。

 この第三条件の性質上、現実的な人為的手段で極晃奏者を創り出すことは不可能に近い。反面この条件はいわば「到達するために必要な加速装置」とでもいうべきものであり、原初の極晃星ともいえる第二太陽はこれらの条件に当てはまっていない。



問題点編集

 圧倒的な力を振るう極晃星だが、決して無視できない問題点も存在する。


一度誕生した極晃星は、接続さえすれば恩恵にあずかることができる。編集

 極晃星は一度成立した場合、高位次元にその存在が焼き付けられる。そして比較的簡単な難易度でそこに接続し、眷属として力を振るうことができる

 本編においては運命を共有するレベルでは無い相手であっても思いを共有することで接続するといった事態が起きており、また人為的な手段で眷属となる手段も試作段階だが開発されている。さらに極晃星に一度接続さえしてしまえば、たとえ極晃奏者が良しとしない存在であっても、極晃の権能を振るえるようになる余地が存在。このため接続にさえ成功すれば、たとえ描き出した極晃奏者が忌み嫌うような人物であろうとその力の恩恵を振るえるため、誕生した時点で無視できないリスクが発生してしまう。

 また副産物として眷属は極晃の化身といえる存在を宿すことになるが、これも「到達者が思い描いた理想の極晃奏者」とでもいうべき存在であり、本人そのものでないどころか到達者の精神性に影響を受けた都合のいい存在となりえるリスクを持つ。本編では極めて善良かつ真っ当な接続者だった故にむしろ人間的に成長すら遂げていたが、逆のケースが起こりえるため決して無視できないリスクでもある


対抗手段が事実上、他の極晃星しか存在しない。編集

 次元違いの力ゆえに、極晃星が世界に牙をむけばほかの極晃奏者が出てこない限り対応は不可能。また極晃奏者の存在は無視できないゆえに、新たに極晃奏者になろうとするものは対策を考えることも可能。結論としてシルヴァリオサーガにおいて「ラスボスの到達した極晃に対応できるのは、対を成すように生まれた主人公たちの極晃星」という事態になってしまっている。

 裏を返せば「一度極晃が生まれればもう一つ極晃を生むしかない」ともいえるため、他の問題点の兼ね合いから致命的な爆弾を増やし続ける負のスパイラルに陥りかねない。


良くも悪くも極端すぎる編集

 これは極晃星の性質である「思いを共有する運命の相手と描き出す」点によるもの。

 良くも悪くもたった二人の思い描いた勝利の形を具現化し、三次元を塗り替えるのが極晃星。そのため答えそのものが万人に適用できるものではないこともあり、一歩間違えればそのまま世界を破滅させかねないリスクが付きまとう。作中においても「答えを出した者にとってのみの答え」と明言されており、全人類に適合を試みれば有害極まりない。

 事実、三作品ではいくつもの極晃星が誕生した結果「攻撃規模が太陽系消滅規模に到達」「人類九割の精神が耐えられず消し飛ぶ」といった事態が発生しかけており、まともな感性がどういう物かを理解している極晃奏者(Notまとも)は、のちに自分の物を含めた極晃星という存在を酷評しているほど。

 なら「多数の存在で描けば」ということができるほど極晃はたやすいものではなく、その性質を持っているともいえる第二太陽は「発現した後の方向修正が千年間ほぼできない」というジレンマに陥ってしまっている。

 このため、到達した極晃奏者は「状況も考えれば比較的善より」なものが基本でありながら、圧倒的大多数の善良なものたちの人生を踏みにじりかねない側面を持つ力を振るってしまっている。





天元突破した性質による方向性編集

 極晃星は星辰光を超えた星辰光であり、それゆえに星辰光と同じ性質で能力を図ることが可能。

 そして獲得したEX―天元突破した―性質がどれかに応じて、次元違いの力の本質が大きく変わる点が特徴であり、いうなれば「一点特化型の究極を超えた結果、一周回って万能系の極限」といえるような領域になっている。

 EXの領域に到達した極晃星以下の星が存在しないわけではないが、すべからく純正の極晃星の完全下位互換にとどまっている。この次元違いの異能こそが、極晃星以外で極晃の打倒が不可能だという事実の根幹ともいえる。


出力編集

 使用者の意思による出力の無限上昇


収束性編集

 物理法則の突破・破壊


拡散性編集

 射程距離の無限拡大


操縦性編集

 ミクロやナノ単位を含めた星の完全制御


付属性編集

 特殊能力のエンチャント


維持性編集

 永遠の獲得・及びそれによる不死性


干渉性編集

 星辰体そのものへの干渉

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