概要
種族は魔女。赤夜萌香に劣らないスタイルと、ゴシック調の衣服が特徴的なゴスロリ少女。
大人びた外見だが子供っぽい面や天然な面があり、またかなりのドMである。学園内での仕事に合わせて衣装を手作りするなど、コスプレ趣味兼手芸の才能も持つ。
幼い頃、人間の街で遭った交通事故によって両親を亡くしている。お館様に養女として引き取られて以降は人間やその文明を恨むことしか出来なくなっていたが、月音たちと出逢ったことにより、かつての「人と妖も分かり合えたら」という両親の想いを取り戻す。
裏切られたと思ったお舘様により、一度は吸収されかけ死に掛けるも最後の最後で瑠妃の想いに気づいたお舘様の力で一命は取りとめた。
しばらくの療養生活のあと、恩を返すために月音が屍鬼に堕ちた際、御子神典明と共に現れ、それ以来は御子神の下で学園のために働き、仕事の一環として共に過ごすようになる。
変身魔法を得意とし、黒い翼を生やし刃のように変化させて戦うことが多い。自らの姿を鴉に変化させたり、鴉を使役したりすることも可能。
作者泣かせなキャラクターでもある。
アニメ版では彼女が初登場する魔女の丘編はエピソード自体が大幅に改変されており、「お館様は物語開始前に病により亡くなっており、その死を受け入れることができずに暴走して萌香達にやり場のない怒りをぶつける形で戦いを仕掛ける」という展開になっており原作でのお館様の役割は全て瑠姫に回されている(ちなみにアニメ版でのお館様本人は原作ほど人間に憎しみを持っておらず死の間際に自らの考えは愚かだったと悟ったりと、良識を持った人物になっている)。