黒乃胡夢
くろのくるむ
CV:福圓美里
クリーム色のベストと白いルーズソックス、紫のリボンで結んだポニーテールがトレードマークが特徴。
種族はサキュバス。学園では赤夜萌香と並ぶ美少女とされる。(ただし学業は正反対で成績は萌香は上位だが、胡夢はかなり悪い。因みにトップは仙童紫)
入学当初は数の少ない種を絶やさぬために、陽海学園を支配することを目論むが、自身よりも勝ると思った萌香を見て、青野月音を奪い、萌香を陥れることを画策する。(実際は学内に胡夢ファンもいて、自分が劣ると思ったのは勘違い)
しかし、裏萌香に返り討ちにされそうになった所を月音に身を呈して庇ってもらったことから、月音に本当に惚れてしまい、以後は『自分の運命の人』と決めて猛アタックしている。
小悪魔ぶってはいるが、実際はサキュバスの本質からかけ離れた純情な乙女である。月音との恋愛には、自分自身の魅力で好きになってもらいたいとの想いから、自身が持つサキュバスの能力は使わないと固く心に誓っている。成績はかなり悪いが意外と相手を見る目は鋭く、またお菓子作りが得意。
大胆な行動をとることも多いが、内心は恥ずかしがっているらしい。みぞれとともに月音をめぐって裏萌香こそラスボスだと思っており、休校期間に一緒に秘密特訓をする等、裏萌香の弱点を見つけようと奔走したりもする。
「やふ~」や「やっふふ~」が口癖でギャルな外見である。
直情的で負けず嫌いでもあるため、新聞部部員達とぶつかることも多いのだが友達想いで涙もろく、仲間を引っ張っていくムードメーカー的存在。
みぞれをはじめ恋敵である萌香を嫌いになれたらと思いつつも、嫌いになることが出来ず大切な存在だと思っている。作者曰く『時に限りない優しさを発揮し、話に動きを出してくれるキャラであり、胸が大きいのも母性の延長』とのこと。
月音が人間だとわかっても迷うことなく助けに向かい、萌香やみぞれが傷心した際なども度々仲間を励まし助けている。
正体を現すと大きな翼と尖った耳、尻尾が現れ、伸縮自在な爪は木を楽々と切断するほど。
幻術を得意とし、相手を強制的に自分の虜にする術・魅惑眼(チャーム)を始め、木の根を出現させ相手の動きを封じることもできる。
上位のサキュバスと示唆され、修行により幻術でみぞれの氷のクナイを増幅させたり、みぞれとのタッグ技「白黒二重奏(シロクロ・デュエット)」を覚えたり、自身の分身体を作り出すことも可能になる。
サキュバスだけに固有能力は他人の夢(精神)に潜入する力であり、夢の中で男の精気を吸い取り子孫を増やすことも出来るらしい。介入する力は東方不敗からも一目置かれており、閉鎖空間とされた萌香の精神世界のみならず、月音が暴走した際には結界内にさえ潜入し、口付けにより月音の精神を引きずり戻して月音を救う。
また、サキュバスの力の源は恋をすることであるため、月音の萌香への告白を受け一度は心身共に疲弊することもあったが、口付けの際にずっと側にいると誓う。
その後の巻末四コマでは月音の夢にみぞれと潜り、子作りしようと企むが、裏萌香に見つかり…。
コンセプトは「色気と純情」。普遍的な可愛さを描いた萌香に対し、作者の好みを反映したキャラ。
アニメ版
1年時から月音や萌香と同じクラスになっており、席は月音の右斜め後ろ(萌香の右隣)。
153cmという小柄な身体に似つかわしくない、推定Hカップのダイナマイトボディの持ち主。
上述の通り、陽海学園を支配するために、その美貌と性的魅力で男子学生を魅了しようとしていた。
自慢の暴力的なまでのバストで、いつも月音にぱふぱふしたり大胆な行動もとっている。