概要
バンパイアの「真祖」であり、「三大冥王」の首領。
表の萌香に瓜二つで、髪型はポニーテールにしてドレスを纏っている。
「不死(ノスフェラトゥ)のアカーシャ」と呼ばれ、桁外れに高い妖力と回復力を持ち、まともに戦って殺せる者などいないという。
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※重要なネタバレ要素を含みます、ご注意ください!!
アカーシャと娘の関係
赤夜萌香の実母。
元は15世紀ヨーロッパ・ワラキア地方に存在していた人々に滅ぼされた名もなき小国の生き残りであり、復讐を誓ったアルカードとは反対に、平穏を願い人々との共存を望んだ存在。
萌香と同様に蹴り主体の戦闘能力を取り、「身の程を知りなさい」と言う。どこかで聞いた台詞…
かつてアルカードを封印するべく朱染家に救出されるまでの約170年までの間、その体内で共に眠り続けた影響で互いの体液は血液に至るまで融合してしまい、同質のものとなってしまう。結果、互いの真祖の血は同調し、ゆえに自らの妖気を抑えて生活せざるを得なくなる。萌香は酷い難産で殆ど死んでおり、危険と知りつつも娘を助けたい一心で自身の血を分け与え蘇生させた。
だが、結果は萌香に真祖の血と不運にもアルカードの同調を受け継がせることになってしまう。
萌香の10歳の誕生日直後に自身の力を狙う朱染亞愛から萌香を避難させるが、目の前で胴体を切断され、その惨状を見た萌香が真祖として覚醒し、アルカードまでも覚醒してしまったことで、再びアルカードを封印するべく娘の萌香を守るため、分身人格を宿した上でロザリオで封印し、自らはアルカードに喰われて内より再封印する。
萌香のためにも人々との共存を願い、非常に強い愛情を注いでいた。そのためロザリオで封印するのは苦渋の決断だった模様。また、ロザリオは本来いずれ旅立つ萌香のために離れていても通じ合えるようにと作ったものであり、ロザリオとは常に繋がっていた。なお、写真や日記など自分に繋がる全ては処分されており、表向きは失踪したことになっている。そして萌香の名字となる赤夜(あかしや)とは、アカーシャをもじったもの。
後に御伽の国との戦いの中で、アルカードにあてがわれたロザリオを媒介に、表の萌香としての記憶・人格を引き継いだ状態で復活を遂げると、「母親」として萌香に、そして「表の萌香」として月音に別れの言葉を告げ、東方不敗と御子神の協力の元、アルカードと共に自己崩壊呪文で消滅する。