朱染亞愛は、ロザリオとバンパイアのキャラクターである。
概要
朱染家四姉妹の長女で他の三姉妹とは異母姉妹にあたる。
幼い頃に母を亡くしてから、茉莉香という幼いバンパイアの少女と中国の人間の町で素性を隠して暮らしていたが、茉莉香が人間に拷問の末に殺されたことで人間への復讐を誓う。
それからは中国の縁者である苗家に身を寄せ、そこで殺し屋として戦い、非道すぎる戦いぶりから「漆黒の悪魔」と呼ばれ恐れられていた。朱染家に招き入れられた時には、中国拳法を用いた戦闘スタイルを取り、バンパイアの力のみならず東方不敗の秘術「崩月次元刀」を独学で修得し使いこなすという圧倒的な実力を持っていた。
関連イラスト
関連タグ
※重要なネタバレ要素を含みます、ご注意ください!!
アルカードの血族(母がアルカードの娘)であり、茉莉香が亡くなってからここに至るまでにも、藤咲雅の手引きがあったと思われ、朱染家にも復讐のためにアカーシャ=ブラッドリバーの真祖の力を奪うべくやって来た。
しかし萌香を想うが故に抵抗を感じ、時を見て葛藤しながらもアカーシャを殺そうとするが、萌香と共にアルカードまでも覚醒してしまったことで事態は思わぬ方向へと転ぶ。
そして去り際のアカーシャに「時が来たら封印を解いて萌香を自由にしてほしい」と託され約束を交わす。それを境に目的は復讐より萌香を守ることへと変わり、その感情は他を省みない執着めいたものへとなっていく。裏モカ限定のシスコン。本人いわく「好き、大好き、愛してる」らしい。 当初は萌香にだけ好意を抱いてたようだったが、表の萌香も可愛く一粒で二度おいしいと言っている。
現在は御伽の国に所属しているものの、あくまて約束を果たし萌香を守るためであり、藤咲とは封印さえ解ければ萌香の命は取らないという約束を交わしていた。
見た目こそ変わらないが更に強さを高めており、精神は未熟と言われるものの強さだけならかつての三大冥王にすら並ぶと言われている。そして黄家を急襲し本部へ萌香を連れ去ると、自らが作った結界により封印の十字架(ロザリオ)の破壊を試み、覚醒へと誘う。
後に藤咲により約束が破棄され萌香が殺されかけた際には、自らの血を注入して救おうとし、月音達と共に打倒アルカードに尽力する。その後の巻末四コマでは次期朱染家当主とあり、萌香のために殺しをやめるか悩んでいた。