アニメ版CVは水樹奈々。
プロフィール
概要
萌香のバンパイアとしてのもう一つの人格。物語の進行上は、表の萌香のほうが出番が多いために誤解されがちだが、こちらが"本来"の赤夜萌香であり、その人格でもある。
普段は赤夜萌香の首元から下がっているロザリオの中に封印されているが、月音がこのロザリオを外すと、表の萌香と入れ替わる形で姿を現し、凶々しい妖気と共に髪色は生来の銀色へ、瞳の色はバンパイアの赤い瞳へと変化する。
いわゆる二重人格で体を共有しているため、2人の萌香が鉢合わせすることはない。
(アニメ版第二期のオリジナルストーリーで鉢合わせするシーンはある。)
口調は堅く「身の程を知れ」が口癖。
普段はロザリオの中に封印されているため、皆から「裏萌香」と呼ばれるようになった。
表の存在の萌香からは「ウラちゃん」と呼び、彼女は表の存在の萌香を「表の」と呼び合う。
性格は、表の萌香が柔和なのに対し、裏萌香のほうは、いわゆるクールビューティー。
どんな物事に対しても非常に冷めてはいるが、根は優しく誰よりも仲間思い。
時折、年頃の女の子らしいかわいい一面をのぞかせる場面がある。
何でもそつなくこなす印象だが、料理は壊滅的どころの話では無い程に下手。
作者がバンパイアに持っていた"格好いい" "強い" "綺麗"というイメージをそのまま反映したキャラクター。
萌香に想いを寄せる月音に対しては、「結ばれたかったら、私も口説くしか無い」「私は攻略不可能だ」とクールに返している。しかし、内心では自身も彼を憎からず思っているのだが、中々素直にはなれなかった。
…だが、後に起こる大事件を経て完膚無きまでに陥落する事になる。
関連イラスト
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ヒカリ(ゼノブレイド2):ゼノブレイド2のヒロインの第二人格。登場したのは後だが実は主人格。気が強く料理も下手と類似点がある。
※重要なネタバレ要素を含みます、ご注意ください!!
幼少時は母のアカーシャ=ブラッドリバーと離れることなく日々を過ごし、蹴りの戦闘スタイルや「身の程を〜」の口癖も母親譲りだと見てとれる。
またアカーシャの真祖の血(力)とアルカードとの同調まで受け継いでおり、10歳の誕生日直後、目の前でアカーシャが切断されるのを目の当たりにしたことで激昂し、真祖として覚醒する。
それによりアルカードまで覚醒してしまったことで、分身人格を与えられた上でロザリオにより
封印される事態へと陥り、泣く泣く母と別れを遂げる。
そのため、ロザリオが外れて覚醒し「力の大妖」というバンパイアの異名の如く圧倒的な力を持ち、蹴りを主体とした戦闘スタイルで戦闘技術の高さから敵を一撃で倒し、通常攻撃の一発一発が必殺技レベルに相当する状態であっても、実際は人格と一部の妖力が解放されているだけであり、過去の真相に関する記憶も封印や改竄されているため、本人は覚えていない。
ロザリオの封印こそが母親が残してくれた唯一のものであり、それゆえ「自らの自由と引き換えにしても、この封印を守りたい」と語っている。
なお、玉露からは「アカーシャ=モカ」と呼ばれている。
物語の終盤、自分を救うために危険な手段を立て続けに使い、朱染家の強豪達を退ける程に強くなった月音を目の当たりし、彼への気持ちを自覚すると同時に、今にも死んでしまいそうな無茶をする姿に号泣。普段のクールさを完全に失い痛々しいほど取り乱すが、戦意は失わずに彼と共に戦い、その最中に自身が仲間達により守られてきたことを実感する。
そして月音と共に完全に覚醒して真祖と化し、その強大な力で打倒アルカードに貢献する。真祖と化した際には腕や脚は黒の衣装で覆われ、翼が生える。
表の萌香は消えてしまったものの、父親である朱染一茶の「魂は共にあるはずだ」という言葉を
体言するかのように、その後、髪の先は少しずつ淡い桜色に染まり始めて、性格はやや穏やかに、そして素直に月音に気持ちを表現するようになる。
同時に胡夢達への嫉妬心を全く隠さなくなり、後日談では自分の目を盗んで月音に近づく彼女達相手にドタバタ劇を繰り広げている。