暑苦しい武田軍
幸村は信玄を『お館様』と呼び慕い、師弟のような深い絆を築いている。
ただ、お互い討論などでヒートしてくると殴り合いとなる。
そして大体は、その後に信玄が持論の真意を語ったところで幸村が感銘して…
(幸)「お館様っ!」
(信)「幸村っ!」
(幸)「お館様ぁっ!!」
(信)「幸村ぁっ!!!」 (以下エンドレス)
……と、お互いを呼び合うという寸劇に発展する。
この寸劇は、BASARAファン曰く「殴り愛」と呼ばれる。
なお、この寸劇を止めに入るのは、往々にして幸村の補佐である猿飛佐助である。また、佐助とは強い信頼関係で結ばれている。
この師弟愛による寸劇はもはや武田軍の名物であり、出兵先であろうが何のためらいもなく展開される。ファンの間でも「寸劇がないと武田主従じゃない」という者もおり、特に『戦国BASARA3』になって信玄が病床に伏せってからはストーリーにやや不満を持つファンもいる。
しかし『戦国BASARA4』では武田信玄が壮健な為、元気に茶番を繰り広げる武田主従が見られる。
終始いつもの明るい熱血武田軍であり、信玄から文が来た時も
幸村「まさかお館様がご病気……」
佐助「無い無い。それはない」
といったように速攻で佐助が否定した。
幸村伝では、基本的に実際の歴史通りに進む為、信玄との交流は今までと違い全くおらず、最初は「信玄公」と呼んでいた。第七章で幸村の父である昌幸の力で一時的に呼び出し、幸村に立ちはだかる。その後は幾分か今までどおりの展開も用意されている
関連イラスト
まれにだが、アニメオリジナルキャラクターの小山田信茂を含む場合もある。