主な意味合い
2.作中での扱われ方が雑であるキャラクターの事。
前者については記事「死亡フラグ」に集約されているのでそちらを参照。
当記事では後者について扱う。
概要
後者の意味合いとしては作中で役割が死んでいるキャラクターという意味合いである。
影が薄い、空気などと比べると役割が無くなり
存在意義がほとんど見出せない事から作者も読者もその立場に困る事が多い。
死にキャラというのは主人公と対立する、すなわち敵やライバルなどに発生しやすい。
主人公の成長を描く作品では主人公が乗り越えるべき試練、壁として敵やライバルを登場させる事が多い。
これにより主人公が成長したことを読者などに分かりやすくする事が出来る。
ところが主人公が敵やライバルを打ち倒すとそのライバル達はそれ以後役割が無くなることになる。
こうなったときそれらのキャラクターは「かませ犬」や「死にキャラになった」といえる。
これを回避する手法としては死にキャラに別の役割を与えるか
それとも作品から文字通り「死んでもらう」かのどちらかであろう。
前者の場合は例えば主人公の仲間になる、または主人公を超えるべく修練してまた再戦する等であり、
後者の場合は簡単で死亡させたり行方不明になったりと作品から退かせるということである。