概要
残念な伝説とは、日本の戦国時代を舞台とした3Dアクションゲームシリーズ『戦国BASARA』に登場する忍者『風魔小太郎』が、本来のスタイリッシュかつクールな忍としての仕事ぶりを完全放棄し、見る者に主に落胆の溜息と半笑い、あるいは爆笑を齎す行動をしている場合につけられるタグである。
ゲーム本編でそのような行動を取っている事はまずなく、二次創作の中での派生キャラクターといえる。
一部では「こた」などと可愛い呼称で呼ばれている彼だがここではあくまで残念な忍なのである。
しかし残念でも腐っても伝説は伝説であるがゆえそんな彼を見た者はこう呟くのだ、ああ、「残念な伝説」だと…
そして残念のパターンは無駄に2つある。
作品によっては下記に説明する2つのパターン双方を内包する作品も存在する。
1.スタイリッシュさ完全放棄の愛すべき馬鹿
ゲーム本編内にて喋らないのか喋れないのかはさておき意思の疎通よりも
高い身体能力にて強引に行動する事で物事を片付けようとする著しく低い対人スキルに
しばしば「もしかしなくても」と疑念を抱く一部の作り手にボケ要員として具現化されることが多い。
傾向
何せキャラ本人はゲーム本編で一切喋らないのでボケのパターンは二次創作の作り手の数だけ千差万別であり、
慇懃無礼であったりひたすらボケ倒したり傭兵ゆえか金に汚かったり金に弱かったりする。
仮にも伝説と呼ばれる一流の忍の残念な姿に雇い主の北条氏政や臨時雇い主の松永久秀、
同業者の猿飛佐助やかすがなどが大体深い溜息をついたり何らかのトラブルに巻き込まれる事が多い。
特に猿飛佐助は同業ゆえネタで絡ませやすいのか高確率で被害に遭っているような気がしないでもない。
このボケの方向に恋愛や性的な意味が加わると大体、下記の「2」の方になる。
2.恋愛対象に全力で求愛する変態紳士
主に戦国BASARAのNL/BLカップリングの二次創作において、恋愛対象に対して変態行動をしている場合が多い。
伝説の忍の高いスペックを余すところ無く利用し、ストーカーと化しているがあまりの完璧なステルスぶりに大体対象が気付く事がない場合が多い。
ゲーム作品中に風魔がこうした行為はおろか誰かに恋愛感情を抱くようなシーンは一切無いのだが「無口な分、何を考えているか分からない」というミステリアスさをカッ飛んだ方角に解釈した幾人かの作り手により具現化されていることが多い。
傾向
基本的に彼にゲーム本編で好意を抱いている鶴姫など女性キャラクター相手への変態行為を働いている作品はあまり見られないが中にはカッ飛んでいる作品もあるのかもしれない。
変態行為を働いているのはBL作品が多く、しかし所属は違えど同じ忍者の猿飛佐助や雇い先である松永久秀、またはメインで仕えている北条氏政などにはおおっぴらには変態行為を行っているのはあまり見かけない。
現時点では黒田官兵衛に対して主に変態行為を働いているものが非常に多く、褌を欲しがったり踏まれたがったりとひどいことになっている場合が多い。→こたかん
さいごに
ゲーム本編における風魔小太郎
本編において彼は無口無表情の戦忍であり、誰かに対して特定の感情を抱くような描写や機会はおろか他のキャラクターと絡む機会がまず殆ど無く、その行動の大体は主である北条氏政の命令による任務遂行、という形でストーリーは進む。
風魔が北条の事は主として尊敬・信頼しているように見えるのかどうかはゲームをプレイしたプレイヤーの感想に委ねる事とするが、それでもほぼ人との関わりは無い。
ともかくゲーム本編では上記のような変態行為は一切なく、変態なのはあくまで二次創作の中なので混同しないように注意したい。
関連タグ
戦国BASARA(二次創作)※戦国BASARA用の様々な感想タグのまとめ有り