氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。
その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない ―
甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。
― 「キイェルドー:氷の文明」
概要
MtGではカードの能力が書かれる欄に、明朝体(日本・中国以外は斜体)で書かれる文章がある。
これらは『フレーバー・テキスト』と呼ばれ、そのカードおよびMtG世界の背景を描写する為にある。
(フレーバー・テキストはゲームに影響を与えない。影響を与える能力の文章は丸ゴシックを使う)
確かに甲鱗のワームとまともに戦闘をしようと思えば勝ち目はないに等しい。しかし甲鱗のワームがゲーム中にこのフレーバー・テキストどおりの活躍ができるかといえば……お察し下さい。
(無論、ゲームの状況によっては本当に災厄の象徴となりえる)
なお、甲鱗のワームが登場したのは氷河期を背景とする拡張パック『アイスエイジ』から。
そのアイスエイジではパッケージイラストにも採用されており、ゲーム的な強さはともかくアイスエイジを印象付けるには十分すぎる貫禄を持っていると言えよう。
そもそも人知を超えた存在であるプレインズウォーカー(プレイヤー)にとって使いづらいだけの話であり、甲鱗のワームが住むアイスエイジ世界の住人にとっては正に厄災の象徴である。
関連イラスト
関連タグ
最強のシャーク(初心者を騙して価値の違うカードカードをトレードさせる事をシャークトレードと呼び、よく利用されていたため)