概要
声 - 森久保祥太郎、(少年時代 - 飯田奈保美)
新選組一番組組長。天才的な剣士。冗談か本気か分からない口調で普段は飄々としており、千鶴に対してはやや意地悪な面も見せる。
近藤を心から尊敬しており、自分や他の隊士の悪口は許しても近藤の悪口だけは幼子でも絶対に許さない一途な性格。
しかし作中では他者からこの近藤に対する思いを利用されることもあり、危うさもはらんでいる。
当初は千鶴にも「邪魔になったら殺す」と言っていたが、内心では彼女を守ろうと思っている。
斎藤と並ぶ際に必ず右側に立つのは、相手の利き手と逆側に立つことで互いに抜き打ちを牽制し合うと同時に、自分たちを囲む敵に双方が素早く対処するためである。
幕府の医師である松本の診断では労咳を患っており、池田屋事件以降時折発作を起こしては喀血するようになる。
好物は金平糖。嫌いな食べ物はネギ。
過去
幼少期に両親を失い、親代わりだった姉が結婚を機に自分を近藤の道場に預けたことにより家族と疎遠になってしまった過去を持つ。自分は捨てられたと感じ孤独な中、兄弟子達から理不尽な折檻やいじめを受けて辛い日々を過ごすも、彼の優しさや温かさに触れ「近藤さんのためにもっと自分は強くなりたい」と思うようになり、それが現在の近藤に対する感情につながっている。
外見
身長176㎝と作中ではかなり長身の部類。総司本人は鴨居によく頭をぶつけると愚痴っている。イメージカラーは薄萌黄。
(余談だが沖田総司というとドラマや漫画では小柄・色白・華奢・童顔という設定が共通して見られるが今作の沖田は珍しくどれにも当てはまっていない。)
薄桜鬼SSL
薄桜学園二年剣道部所属。
剣道は全国レベル。近藤の家に居候している。
関連イラスト
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アニメ及び原作ネタバレ
アニメ版では、会津において近藤の無念を晴らすと同時に、土方たちを守るために新選組への襲撃を準備していた新政府方の刺客たちに単独で立ち向かい、羅刹としての力を使い果たすまで戦い抜いて全滅させる。土方や千鶴が駆けつけた時、沖田の亡骸は既に灰化していた。
沖田ルートでは、薫の差し向けた罠により千鶴を助けるために変若水を飲み、羅刹となる。土方には複雑な心情を抱いており、近藤が銃撃されたときには「土方の作戦に問題があり、近藤を重んじなかったからいけない」と土方を責めたが、土方のことを認めている描写も見られる。
劇場版では、近藤の死について土方を問い詰める目的で彼の行方を追うが、再会を果たす事はなく、途中会津で斎藤に加勢し、宿敵である薫との一騎打ちを制したが、間もなく力尽きて灰化した。