概要
横浜の暴走族「獏羅天」の元メンバー。作内では「ヒロシ」と表記される。
稲楽キヨシとの「風神雷神」コンビで名を馳せ(ちなみにヒロシは風神)、「韋駄天ヒロシ」の異名を持つ。
誰彼構わず暴れまわり、横須賀の暴走族「黒魔術師(ブラックマジシャン)」を2人だけで勝手に潰し、「獏羅天」を破門になる。
浅川拓とは小学校時代の同級生で、お互いを「ちゃん」づけで呼んでいる、小学校の遠足の際に母親から渡されたお金をすべておやつに充てて弁当を持ってこなかったヒロシに拓が自分の弁当を分けてくれたことに恩義を感じ、以来拓の"マブダチ"となる。その後偶然にも拓と再会することになり、以後は何かと彼を手助けしている。
横須賀の暴走族「麓沙亜鵺(ロクサーヌ)」とは、頭を張る緋咲薫が横浜で拓に手を出したことで返り討ちにしたことから因縁があり、緋咲不在の横須賀で爆音小僧の鮎川真里と真嶋秋生が相手の乱闘にキヨシと共に乱入するが、そこにヒロシたちを追ってきたMPが現れたことで爆音・麓沙亜鵺と共闘している。
愛車
愛車はパープルメタリックのカワサキ・Z750F D2(ZⅡ後期型)。
Z1クランクにワイセコ74パイピストンで1135㏄のエンジンにヨシムラの直管集合、88年式FZR1000の足回りを総移植、左サイドの5連ホーンとエナメル地の3段シートにマグラ製のグリップオンハンドル…と多彩なカスタムを施し、128馬力の主力を誇り、最高速は推定で230㎞/h。
通常はキヨシを後ろに乗せているが、物語後半のグレイゴースト編では負傷したヒロシに代わりキヨシがハンドルを握っている。
余談
単行本8巻巻末の「キャラクターズお単車自慢コンテスト」で、ヒロシの名前が「佐伯弘志」と誤植されていた。