漫画エンジェルネコオカ
まんがえんじぇるねこおか
基本恋愛物が多く、大抵は悪役(主人公に嫌がらせする人物、主人公を振った恋人)を懲らしめてハッピーエンドで終わる。但し、一部の動画は大切な人との死別を迎える展開も含まれている。
もう一つの特徴は、登場する陰キャがやたら強かったりする(元ヤン、現役ヤンキーだったり)。腕っ節以外の才能でも秀でている者も出てくる。
下記のうちのいくつかをはじめとしてシリーズの一部は小説等で書籍化されている。書籍版は大なり小なり原作よりもシリアス目になっていることが多い。
※公式で再生リスト化されていない作品は、第一話のリンクを貼り付けます。
「陰キャヲタクと金髪ヤンキー」シリーズ
MF文庫Jにて「純白と黄金」のタイトルで小説版が、コミックNewtypeにて「ケンガンバンカラ」のタイトルで漫画版が刊行。いずれも、原作よりもバトル漫画っぽくアレンジされている。
(動画はこちらから)
担当声優は狛茉璃奈氏。
嘗て「純白の悪魔」と呼ばれたやたら喧嘩の強い陰キャなアニメオタク。元は赤毛だったが、目立つので黒く染めなおしている。
名前と二つ名の元ネタは某白い悪魔。
レンジの一年先輩の弱気を助け強気をくじくヤンキー。幼い時に赤毛の少年に助けられたことがあるのだが、レンジがその少年であることに早くから気付いており、晴れて付き合うことになる。
「サイレント・ライオット」シリーズ
富士見ファンタジア文庫から「私より強い男と結婚したいの」のタイトルで小説版が刊行。コミカライズも開始している。
(動画はこちらから)
担当声優は狛茉璃奈氏。
- 小暮アキラ
おとなしく気の優しい陰キャだが、実は近隣のヤンキーをたった一人で壊滅させた現番長。
怒ると「俺に喧嘩を売るなんて、いい度胸だな」と眼鏡を外して戦闘モードになる。
書籍版では「小暮秋良」と、漢字表記となっている。後述のPVでのCVは下野紘氏。
- 高崎シズカ
アキラが通う高校の生徒会長。清楚な見た目だが、実は「サイレント・ライオット」と呼ばれた先代番長。しかもヤンキーの世界に足を踏み入れた理由が「私より強い男と結婚したいから」と、ちょっと残念なところがある。
アキラと二人で不良や悪徳教師を成敗していく。
書籍版では「高崎雫花」と、こちらも漢字表記となっている。PVでのCVは大西沙織氏。
「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」シリーズ
通称「クラ婚。」。MF文庫Jで小説版が刊行、少年エースで漫画版が連載中。
(動画はこちらから)
担当声優は殊座氏。
6月24日にTVアニメ化されることが発表された。
- 北条才人
大企業の会長をしている祖父のワガママでクラスで仲が悪い朱音と結婚、同居することになった高校生。彼女と衝突しながら少しづつお互いを理解していく。
なお、小説版やエース版では、祖父が彼ばかり可愛がる反動で実の親とは仲が悪く絶縁状態であることが描かれている。
- 桜森朱音
祖母のワガママで才人と結婚させられたクラスメート。なかなか素直になれないツンデレ少女。ネコオカ版ではしばしば暴走して才人を振り回すことも。
「パシられ陰キャが実は最強だった件」シリーズ
MF文庫Jにて小説版が刊行。
(動画はこちらから)
担当声優は狛茉璃奈氏。
- 臼井アキラ
存在感が薄く、ヤンキーな三バカトリオにいつもからまれている。……と思いきや、非常に喧嘩が強く、心配性。
- シズカ
真面目な学級委員長。真面目過ぎて色々背負い込む苦労人。
「ヤンキーの幼馴染が俺にだけ甘くて過保護すぎる」シリーズ
担当声優は狛茉璃奈氏。
- エイジ
ごく普通の高校生。ハルカの幼馴染。昔は病弱でハルカに守られてばかりだったが、いつかハルカを守れるようになりたいと思っている。
- 鬼ヶ原ハルカ
エイジの一年先輩の番長。子供の時からエイジを守ってばかりで、今ではすっかり過保護に。エイジからは「ハル姉」と呼ばれている。
「霊長類最強系お嬢様」シリーズ
担当声優は椰凪氏。
- 東雲ハルカ
大財閥東雲(しののめ)家の令嬢。英才教育の結果、お嬢様なのに非常にサバイバルスキルの高い霊長類最強系お嬢様。ただし、結構初心なところがある。
- 遠野アキラ
30歳の青年実業家。セレブパーティのイベントでハルカと共に無人島サバイバルをする羽目になったのを切っ掛けに彼女と結婚する。
「今日のアシュラ飯」シリーズ(メイン画像)
小説版がKADOKAWAより刊行中(料理のレシピ付き)。
ヤングエースUPにてコミック版も連載中。
(動画はこちらから)
担当声優は殊座氏。
- 大森シズカ
食べるのが大好きな女子高生。当初は好きなものばかり食べていたため丸々と太っていたが、見かねたアキラが用意した手作り弁当を毎日食べるようになったことで栄養バランスが改善され、スリムな美少女になった。
「阿修羅」を手なずけた「菩薩」と一部では言われている。
- 黒瀬アキラ
金髪に三白眼の「阿修羅」の異名を持つヤンキーなのだが、実は料理上手。
他者を思いやれる性格で料理を始めたのも、家が父子家庭で妹にちゃんとした弁当を作ってあげたいと思ったのが切っ掛け。その見た目から怖がられることも多いが、低カロリーで健康志向な弁当やアレルギー体質でも食べられる菓子など相手の体のことを考えた心のこもった料理で周りの心をつかんでいく。
「意地悪な母と姉にヤクザに売られた私。」シリーズ
当初は普通の単発動画だったが、一人の声優(大概は女性)が男女問わず全ての役を兼任するのが普通のこの手の動画には珍しく、女性だけでなく男性声優も出演したフルボイス版としてリメイクされた。
富士見L文庫より「意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます」のタイトルで書籍化が決定。2022年8月刊行。
後に、書籍版の設定を加えて、姉妹チャンネル「イケメン若頭の桐也さん」として再リメイクされた。
- シズカ(CV:狛茉璃奈)
ろくに働かずに散在しまくる母と姉に代わって家計を支える薄幸な女性。姉の借金のかたにネコオカ組に売られてしまう。当初は風俗店送りにされるはずだったが、アキラに見初められてネコオカ組の家政婦を経てアキラと結婚する。
家族からはブス呼ばわりされていたが、オシャレをする余裕がなかっただけであり、実はかなりの美人。
書籍版では、名前が「雨宮菫(あまみやすみれ)」に変更されている。
- アキラ(CV:小林秀行)
ネコオカ組(書籍版では「獅月組(しづきぐみ)」)の若頭。目つきは怖いが根はやさしい。
シズカに次第に惹かれていき、結婚する。
実は大の甘党。
書籍版では、名前が「日鷹桐也(ひだかとうや)」に変更されている。
「戦力外通告されたベテラン社員」シリーズ
飛鳥新社より、「ギャルとおっさん」のタイトルで小説版が刊行された。
(動画はこちらから)
担当声優は狛茉璃奈氏。
- 押江(おしえ)アキラ(書籍版では「押江孝彦」)
ある商社(書籍版では不動産会社)の勤続20年のベテラン営業マン。
成績が落ちたことで窓際部署「再販売促進室」に左遷されてしまう。
ヒカリに振り回されながらも彼女と二人三脚で奮闘していく。
- 若井(わかい)ヒカリ(書籍版では「若井光莉」)
見た目も言動もギャルな新人社員。配属部署で持て余された挙句「再販売促進室」に左遷された。やるときはやるタイプであり、若者ならではの柔軟な発想で売れずに倉庫送りになった商品を次々と生まれ変わらせていく。