概要
別冊コロコロコミックにて連載されていたロックマンエグゼシリーズの漫画作品である。
本作はロックマンと熱斗達ではなく、ロックマンエグゼのゲームソフトとGBAを所持している双子のプレイヤーが主役であり、世界観もロックマンエグゼのゲームを使った通信対戦をメインとして描かれている。
ただ、普通の通信対戦と異なる点はプレイヤー自身がロックマンに変身して対戦を行うというところである。
ロックマンに変身することにより、バスターやバトルチップなどを駆使して戦い勝敗を決めている。
無論、バトルチップ等は明確な殺傷能力を持っているため、周りの物や変身していない人間に当たれば無事ではすまない。
ちなみに変身中にGBAの電池が切れると全裸になる。
登場人物
- 六田熱太
主人公。冷二の双子の兄で、背が低く太りぎみ。
かなりの熱血漢かつおバカで、かなりの食いしん坊。
変身するロックマンのカラーは水色。
幽霊に非常に弱く、肝試しの時は絶叫しながらうずくまっていたほど。
冷二とはいつも喧嘩をしているが、なんだかんだで仲はよい。使用ソフトは3(ホワイト)、4(レッドサン)、5、6(グレイガ)。
- 六田冷二
もう一人の主人公。熱太の双子の弟で、兄より頭はキレるらしいが、お金にがめつくそれが原因でドジを踏むこともある。
変身するロックマンのカラーは濃い青色。
専ら熱太のボケに対するツッコミを行っている。
通信対戦では、熱太と比べると勝利描写が少ないが、最終回では怒りに任せて発動したドリームソードで相手を戦意喪失させるなど弱いわけではない。
使用ソフトは、3(ブラック)、4(ブルームーン)、5、6。
- モモコ
兄弟のガールフレンド。
エグゼ3の時はソフトを購入していたが、劇中では一度も変身していない。
怒らせるとかなり怖く、兄弟をボコボコにして記憶喪失にさせたこともある。
なお、ある回で冷二のドジによって下半身を丸出しにされたことがあった。
- ロックマン狩りのおじさん
ロックマンエグゼのゲームを会社でもやっていたためクビになり、家族にも愛想をつかされて離婚された中年のおじさん。
逆恨みでエグゼのソフトを持つ子ども達に対戦を挑み、ソフトを取り上げるようになった。
得意技はお腹でバスター系の攻撃を跳ね返す「ビール腹シールド」、千鳥足で相手の攻撃をかわす「泥酔帰宅スタイル」、足の臭いで攻撃する「ポイズンキック」。
- ロックワン
犬のプレイヤー。変身すると喋ることが出来るようになる。
追い詰められると、可愛さで相手を油断させようとするが、目以外は可愛くなかったため効果がなかった。
- 金持テルオ
お金持ちの少年プレイヤー。
冷二のGBAを車で轢いた因縁から兄弟とバトルになる。
当時まだ発売されていなかったエグゼ4を雑誌の情報から実家の会社の研究員に開発させ、ソウルユニゾンを使い戦う。
他にも、大量の札束でナビを寝返らせる「マネーバリア」というまんまナビスカウトな技も使う。
- 稲川幽助
幽霊のプレイヤー。
歩きながらロックマンエグゼをプレイして、石につまづいて頭を強打して亡くなった。
その一件でエグゼのゲームを逆恨みして兄弟に襲いかかった。
幽霊なので常時インビジブル効果を発揮している。
- マイケル
全米No.1の実力を自称するプレイヤー。
勝つためには卑怯な手も使い、吐血したふりをして近寄ってきた冷二をメガキャノンで撃った。
トドメを刺そうとしたときに、熱太が生身で割り込んで庇ったためメガキャノンが直撃せず、さらにその時に自己保身に走ってしまったせいで冷二の怒りを買い、怒り任せに放ったドリームソードを寸止めされ戦意喪失した。