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瀬名マリア

せなまりあ

『週刊少年サンデー』で連載された橋口たかしによる日本の漫画作品『最上の命医』に登場するキャラクター。
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漫画『最上の命医編集

平聖中央病院の研修医。

小児外科が廃止されるきっかけとなった手術に立ち会ってしまったせいで医師としての将来をも諦めかけていたが、西條命の「医師としての覚悟」を目の当たりにして立ち直り、最初の仲間として命の小児外科再建に協力する。


仲間の間ではムードメーカー的な存在。

性格は天然ボケで鈍くさい。


命たちと比べると凡人で本人も自覚しており、小さなことをコツコツ重ね、時間をかけて自分の技術にしていく努力家。

その姿勢は才能のない人間が嫌いな棗も認めている。ただ本人は自覚していないが、平均的な研修医と比べ手技や基礎技術、知識において遥かに上を行く実力を備えるが、緊急時のトラブルなどに直面すると回転が鈍くなり行動が後手後手に回りやすいという弱点を持つ。

西條命との出会いを経て成長していく。


当初は命に惹かれていたが、あまりに完璧すぎる彼に対しては憧れと純粋な尊敬の気持ちが強くなっていく。

普段はつっけんどんな態度ながらも親身に接してくれる桐生危に惹かれていくようになった。

Doctors


当初はメインヒロインで彼女の視点を中心に描かれていたが、真中有紀の登場を境に物語の視点が彼女に移っていき、事実上のヒロイン交代となった。


漫画『最上の明医編集

36話にて再登場。繁華街での銃乱射事件で発生した怪我人対応に追われる。

89話での平聖中央病院公開説明祭(説明会)での志望者選別では、平聖中央病院流海外長期滞在型臨床研修に行く面々の班分けについて、桐生危の仕事を不知火大輝と共に徹夜で手伝った。

この頃は第一部と雰囲気は変わらず。


…銃乱射事件から約3年後となる148話、天然ボケっぷりは全くなくなりクールな女医に成長して再登場。帝王大で働き、最上義明と再会する。

目つきも変わり、髪をリボンでまとめて左側に下ろすようになった。

胆力がついて動揺することはなくなり、不埒な医師をやり込めるサバサバした性格の女傑に。


居酒屋で義明と飲んだ際には、3人の女性と交際中でミランダにも言い寄られて困っていた義明に対し、命と危を思い浮かべながら「君と似たような(恋愛にあまり興味がない)人種を私は知ってるから、」と諦観した顔で返しているほか、「お姉さんがいろいろ教えてア・ゲ・ル♡」と言うなど以前は言わなかったようなジョークも口にしている。

…飲みすぎた結果、翌朝、義明と共に全裸でベッドで目覚める(少年サンデー2013年52号では、センターカラー乳首で掲載された)。その際全裸を見られてもまるで恥ずかしがりも動じたりもしておらず「昨夜は何もなかった。お互い悩みがあって泥酔した結果ただ一緒に寝ただけ」と言っているなど、異性関係でもウブではなくなっている模様。

義明には「相手は想像がつくが、奴らも含めて、きっといろんな連中と恋して変わったのだろう」と推測された。

もはや色々別人


以降も帝王大病院で義明たちと色々な手術をこなす。

179話扉絵では桐生危のとなりに描かれた。



のちに作者同人のハシスタントでは危に抱きしめられて「もう…遅いよ…」とマリアが少し涙を流しつつ呟く落書きイラストが投稿された。

センシティブな作品


ドラマ版編集

演者:比嘉愛未


かつて幼い弟が病気になったが小児外科が近くにないため大変な思いをしたことがきっかけで、小児外科を志すようになった。



関連タグ編集

最上の命医

西條命 桐生危 真中有紀


ヒロイン交代


梓川月乃…作者たちの過去作『焼きたて!!ジャぱん』ヒロイン。漫画後半で坊主になったり、作者による18禁同人が描かれたり、続編?『焼きたて!!ジャぱん〜超現実〜』ではリアクションで妊娠してしまうなど、マリアの比ではないほどの激変をたどった。

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