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特殊な記憶障害を背負った行動心理学の第一人者


”「今日のことも、きっと明日には忘れてる」”編集

”「忘れたくないことほど、忘れてしまう…正直、そんな自分を今まで何度も呪ってきた」”編集



プロフィール編集

誕生日2月3日
年齢33歳
身長177cm
血液型A型
趣味研究
特技分析
苦手整理整頓
一人称
所属瀬尾研究室
CV子安武人

概要編集

スタンドマイヒーローズの登場人物。

瀬尾研究室所属のキャラクター。


特殊な記憶障害を背負った行動心理学の第一人者

とても穏やかな性格で、研究以外には無頓着


人物編集


 ”「行動心理学の話をしようか」” 編集

淑央大学で教鞭を執る心理学教授。

(『スタンドマイヒーローズ1st Anniversary Book』にて瀬尾は国立大学の教授と記載されていたが、『メインストーリーseason3』にて淑央は私立大学と説明されており、そのあたりの設定は曖昧である)

瀬尾研究室の一員。いわずもがな、名前の通り彼が代表をつとめる研究室である。

専門は行動心理学。興味の対象は研究のみで、それ以外のことには全く頓着しない。


主人公(泉玲)が所属する完全スカウト制の独立捜査部『STand Alone National Department』通称「STAND(スタンド)」のメンバー候補(スカウト対象)である。


京大医学部出身であり、同じく京大法学部出身であるマトリ関大輔とは在学当時の面識はなかったが同級生である。

京大を卒業後は淑央大学の院へ移り、医学から心理学へと専攻を大きく変えそこからわずか数年で『行動心理学の権威』と呼ばれるまでになった天才研究者。

彼の論文は国内外から注目されており、人間の心を読み取り心を操るとされる悪魔<ダンタリオン>と呼ばれ賞賛、畏怖されている。

その類まれなる才能が買われ、スタンドへのスカウト以前から警察への捜査協力依頼を受け、度々これに応じていたらしいが、その範囲はあくまで調書などを踏まえた捜査への助言などにとどまり、「事情聴取への同席」や「被疑者への査問」といった直接的な協力は避けてきていたようだ。

”「人の心はその人だけのもの」”

”「他者が勝手に踏み入り、操っていいものではない」”



”「…..大事な事が記憶できないなんて、死んでるのか生きてるのか分からない」” 編集

その道の第一線で活躍している一方、彼は『大きな感情の揺れを伴う出来事を長期記憶として保存できない』という原因不明の先天性疾患を抱えており、定期的な通院や日常的な活動の範囲を制限して生活している。

「嬉しい」「楽しい」といったプラスの方向に感情が振れた出来事から「悲しい」「恐ろしい」といったマイナス方向へ振れた出来事まで….普通の人にとっては忘れられないような、印象深い出来事こそ彼の中には残らないのだ。

”「揺れたら揺れただけ、大切なものを失う」”

”「そうして失ったものを、俺はいつからか追わなくなった」”


記憶から抜け落ちるものとそうでないものの予測及び対応は難しいとされ、記憶が抜け落ちるまでの時間や抜け落ちる記憶の範囲も様々。感じたことを手帳に書き留めることすら間に合わない場合や、感情を揺さぶるトリガーとなった対象物の、存在自体を忘れてしまうケースもある。

思い出の痕跡を追いかけた結果、それまで保持できていたはずの他の記憶まで一緒に零れ落ちてしまうということもある。そのため彼自身は失った記憶に執着はしないというスタンスを取っている。

”「戻らないのなら、縋らない。そうしていれば、穏やかでいられる」”


しかし、何かの拍子に忘れたはずの記憶が一時的に呼び起こされるというフラッシュバックのような現象が度々起こっており、このイレギュラーによって思い出される会話がメインストーリーの進展に大きく関係する。



”「今の言葉、忘れたくない」” 編集

失うことへの恐れや覚えていられないことへの後ろめたさからか恋愛に対してはあまり積極的ではなく、恋をしないのかという主人公からの問いに対して「しないよ」と即答したことも。本編未完結なこともありキズナストーリーでは本編完結済キャラに比べ、友達以上恋人未満な関係であることが多い。不完全燃焼。もどかしい。

”「その瞬間に君の温かさを忘れてしまいそうで…..踏み込めないんだ」”



”「ようこそ瀬尾研究室へ」” 編集

同じく瀬尾研に所属する早乙女郁人は彼が初めてとった助手。それまでは一度も助手をとったことがなかったらしい。(ストーリーの随所で彼の生活能力の低さが露呈しているためどうやってそれまで生きてきたのかは甚だ疑問であるが)

早乙女郁人といえば独特なネーミングセンスの持ち主だが、彼も例に漏れずしっかり餌食になっておりスットコおとぼけぼんやり星人というあだ名をつけられている。

他の研究室メンバーとも強い信頼関係が築かれており、日向志音宝生潔に関しては自ら研究室にスカウトしている。(可愛ひかるは研究室創設時の早乙女郁人による面接で数多くの志願者の中から唯一合格した初期メンバー)。

自宅マンションで定期的にお泊まり会やパーティーを開くほか、たまに行きつけの高級寿司に連れて行くこともあるんだとか。


前日譚にあたる『season0 瀬尾研究室編』では彼らの出会いが描かれているが、早乙女と瀬尾の過去については詳しく掘り下げられておらず、今後実装予定のメインストーリー第二部や各々の本編にて明らかになるものと思われる。


”「あの子達の為になることに、何かを惜しむつもりはないから」”


基本的に人,物,事,全てにあまり執着しないとストーリー各所で言っているがオフィシャルファンブックでは

Q.瀬尾さんにとって研究室のみんなはどんな存在?

という質問に

A.温かくて繊細で…大切にしたい子たちがいる掛け替えのない場所だよ。今俺が執着するならば、そのひとつはきっとここだと思う。

と答えており、彼にとって研究室とメンバーの存在は大きな支えになっているようす。




”「彼らの長い人生のなかの、たった数年。その数年の間、彼らが穏やかに伸びやかに過ごせるよう、自分に出来る限りのことをして、見守りたい」”

”「何も残せない自分に、それでも笑って何度でもかけがえのない温かな時間を与えてくれる、大切な友人である彼らの姿を、一秒でも長く傍で見ていたい」”


彼のささやかな願いが届くことを願わずにはいられない。


キャラクター本編編集


”「俺は誰かを愛してはならない」” 編集

彼はメインキャラ26名の中で最後に追加されたキャラクターであり、定期開催のランキングイベントも彼がトリをつとめ2021年10月に無事一巡した。

その境遇の複雑さも相まって本編実装は当分ないものと思われていたが、予想に反して2021年12月22日 本編の実装が発表され(てしまっ)た(連載開始は2日後の同年12月24日)


本編開始予告↓


”「俺はきっと、きみを幸せにしてあげられない」”

”「大丈夫だよ。悲しい気持ちも俺は忘れてしまうから」”

”「なのに...どうしてだろう。きみを幸せにしてあげたくてたまらないんだ」”


各章のあらすじについては以下に記載。

第1章 STORY-0 熟れた宿痾(しゅくあ)編集

“もう誰も愛さない。愛してはいけない。大事なものを作るということは――『喪失』と同義だ。” 残酷で、哀しい、背負い込んだ咎。それはカレの内側に仕舞われたまま、不安定な過去として揺らめいていた。

アナタはそんな『悪魔』を、どうやって愛するのか。


第1章 揺らぐ疵に積もるのは編集

何もかも飲み込むような“海”に、何度も迷う。

強さとは弱さとは。正解とは不正解とは…。

どうか、カレの抱える痛みに安寧が訪れますように。

そう願う先に見えるのは、真っ白になる――…



関連タグ編集

スタンドマイヒーローズ 瀬尾研究室

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