概要
サントリーから2003〜2005年に発売されていた清涼飲料水。
アミノ式という名前通りアミノ酸が1000mg(1g)も入っていたが、後期は倍増して2000gになった。ちなみにお味はアミノ酸由来で若干酸っぱくクセがある。
驚異の妙技
このドリンクを語る上で外せないのは、何といっても当時放映されていたCMのインパクトだろう。
「商品名を連呼する軽やかなテーマソングが流れる中、日常生活の1シーンでごく普通の格好をした人々が人間辞めてるレベルの運動を軽々と繰り返す」という、初見では衝撃と爆笑が不可避レベルの内容となっている。
披露された運動(というか曲芸)
……どれか一つでもできるようなら雑技団に入団できるだろう。
と言うか実際に、CM内の運動は中国雑技団のメンバーによるCGなどではない本物の動きであることが明かされている。
運動自体のインパクトはもちろん、二度見どころか釘付けになるレベルの大運動にもかかわらず周囲の人が全く関心を向けていないシュールさも相まって、放映当時は色んな意味で話題になった。
ちなみにCMの企画は電通、「燃焼系♪燃焼系♪アーミノ式♪」の歌はプランナーの本間絹子が担当している。また、上記の三作(「回転少女」・「上昇サラリーマン」・「ぐるぐるピクニック」)は2003年の「CMフェスティバル」で2003年総務大臣賞/ACCグランプリ(最高賞)を受賞した。
なお片手逆立ちで犬の散歩をするサラリーマン(「逆さまお父さん」編)以降は歌詞が「こんな運動しなくても、これ一本」→「こんな運動したくても、ムリ!」に変更されている。
「こんな運動しなくてもこれ1本」が誤解を与えるからではないかという見方もあったが、特に深い意味はないらしい。
関連タグ
泉こなた…初期の作品で(時事ネタの一環として)「私、アミノ式の運動は全部できるよ」と発言している。
DA・KA・RA:実はアミノ式より早く出ていた。2012年にGREEN_DA・KA・RAが発売されて消えたと思いきや、濃縮版として今もひっそり売っている。
アミノサプリ→こちらはKIRINから発売。現在も売られている。