パピプペンギンズ
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ぱぴぷぺんぎんず
1980年代からサントリーのCMなどに起用され人気となったペンギンのキャラクター。
パピプペンギンズとは、戸田正寿とひねこのりおがキャラクターデザインを担当したペンギンをモチーフにしたキャラクター。1980年代にサントリーのCMに起用されてペンギンキャラブームを引き起こした後、北陸電力、金冠堂、KDDIなどのCMにも使われた。なおサントリーではなくホリプロが版権管理をしている。
- サントリー
「サントリーCANビール」のCMにて、短編アニメのような形式で登場する。ストーリーも何種類かある。BGMに松田聖子や細川たかしなど有名アーティストの曲が流れていた。
雰囲気や内容、曲はどれもどこか切ないものが多かった。
実は「スウィートメモリーズ」編は当初、松田聖子の名前がクレジットされておらず誰が歌っているのかで話題になった事がある。
1985年公開の映画。この作品から抜き出したのがサントリーのCMと思いきや、実は全く逆でCMのスウィートメモリーズ編から構想を膨らませた作品だったりする。その為ペンギンが歌うシーンもCM版とは細かい違いがある。
(個別記事も参照)
ビールのCMに使用された後も未成年層にも人気があったため、のちにぬいぐるみやデザインをあしらった文具などが発売された。
特に松田聖子の「スウィートメモリーズ」のCMが有名となった為、後にサントリーの缶コーヒーブランド「BOSS」のラインナップ「シルキーブラック」で「ペンギン追憶編」として実写リファインされたCMが作られたが、一瞬映るペンギンのキャラからはビールが消えていた。
サントリーのビールのCMにより人気を博したキャラクターだが、それの裏を返せばビールを買って応募して貰えるパピプペンギンズのグッズ欲しさに子供がビールを買うという事態が起こり、それを問題視したサントリーがCMを取りやめた。
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