概要
男前とも益荒男とも呼ばれる。男性的なイメージを与える女性に使う男性顔負け、男勝りという単語もある。
男らしさとは
男らしさは時代や階級などで変化する。労働者階級では理屈を言わずとにかく体を動かし汗を流すのが男らしいとされたが、インテリの家系では知的であまり体を動かさない・汗を流さないことが男らしいと思っている人もいた。
中世の日本では素直に感情を表すことが男らしいとされ、大の男が涙を流して泣き叫んだり激高して恥をすすごうとすることに躊躇がなかったが、ために喧嘩や刃傷沙汰が日常的に起こっており、天下泰平の江戸時代ではむしろ感情を抑えるのが男らしいという考えが広がった。
一般論としては力強い、勇ましい、決断力に優れる等の特徴が挙げられることが多い。一方で悪い意味での男らしさとしては、大雑把・鈍感・粗暴・不潔などが挙げられる。