白詰指輪
しろつめゆびわ
主人公・正宗は一人で過ごす事が多かった。
両親は仕事の関係で出張が多く、家族の団らん、暖かさに憧れを抱いていた。
そんな彼が幼少期のとき、両親が長期出張のため親戚の家へ預けられる事になる。
そこで彼は、後の人生のパートナーとなる四つ子達と出会う。
甘えるのが好きでお世話焼きな長女・芽一、
気配り上手だけど照れ屋さんな次女・二葉、
ゲームが大好きで悪友のような三女・美三実、
天真爛漫で運動好き、元気娘な四女・四花。
それまで一人で過ごす事が多かった正宗にとって、この2年間は宝物のような時間となった。
時は進み、学園2年生の春。
両親の海外出張が決まり、四つ子達と再び暮らすことになる。
大切な『家族』との再会を喜ぶのも束の間、彼女たちは主人公に『女』として迫ってくる。
「はぁはぁ……。妹たちがごめんね……?わたしで良ければ、はぁはぁ、責任とるから……!」
「おい待て!? 一体なんの話をしてるんだ!?」
幼少期主人公にメロメロにされたヒロインたちは、
全員が主人公への好意と愛情に満ち、しかも再会まで約10年も焦らされた状態。
そんな5人がひとつ屋根の下、何も起きないはずもなく……
四つ子の長女。
優しくて包容力のある性格。
目標は四つ子のみんなで主人公のお嫁さんになること。
その一方で、愛が強すぎるがゆえ暴走してしまい、結果的に抜け駆けしてしまうことも。
四つ子の次女。
クールな見た目とは対照的に、気配り上手で気さくな性格。
だけど大好きな主人公の事になると奥手になる照れ屋さん。
本当はもっと仲良くなりたいけど、素直になれず悶々とした日々を送る。
四つ子の三女。
おもしろい事とゲームが大好きなトラブルメーカーで、面倒くさがりな性格の引きこもり系女子。
姉妹の中で1番女らしくない事を気にしていて、1歩踏み出せず悪友ノリのまま主人公に接している。
四つ子の四女。
感情豊かで子供っぽい、純粋無垢な性格。
欲望に忠実で我慢や隠し事が苦手なため、大好きな主人公に際限なく甘えてしまう。