概要
『ヒプノシスマイク』の躑躅森盧笙(つつじもりろしょう)×白膠木簓(ぬるでささら)の腐向けカップリングタグ。
二人はかつてお笑いコンビを組んでいたが、簓の才能に対し釣り合っていないと感じ足を引っ張ることに悩んだ盧笙からの申し出で解散。その後紆余曲折を経て、オオサカ・ディビジョン『どついたれ本舗』として再び組むこととなった。
ドラマトラック
「aikata back again」
二人が再び組むことになる経緯が描写されている。
中王区よりヒプノシスマイクを送りつけられた簓はチームメンバーの候補として元相方の盧笙を選び、昔泊まったときに内緒で作った合鍵で盧笙宅へ入り待ち伏せをする。帰宅した盧笙にディビジョンバトル参加のためにチームを組まないかと誘うも断られショックを受ける。
「なんでやなんでやなんでやなんでやなんでやなんでやなんでやなんでや~~~!!!」
その後、天谷奴零の策略に嵌りラップバトルに巻き込まれる。バトルを経た二人は互いにコンビ時代のわだかまりを打ち明ける。
「なぁ…俺がピンでずっとやってるんは何でかわかるか?」
「知らんわ…お前なら組みたいって言うてくるやつなんかぎょうさんおったやろ」
「それはな…」
続きは「aikata back again」を聴くべし。
「Helter Skelter」
強い相手とのバトル経験が少ない盧笙を鍛えるために簓を訪ねてきた山田一郎(ヒプマイ)に頼みラップバトルをする。
コミカライズ
「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side D.H & B.A.T」
どついたれ本舗結成までの前日譚。1話目であるbeat#1では簓と盧笙が出会う過去話が描かれている。また、二人の現在に繋がる幼少期についても語られている。
8年前に簓はお笑いの養成所の面接会場へ出向き、そこで盧笙と出会う。盧笙は現在の姿とはかけ離れたヤンキーのような風貌で周囲から避けられていた。盧笙は他の志願者へ圧迫面接をする面接官に対し啖呵を切り、険悪な空気のなか簓はオヤジギャグをくり出すも二人共に部屋から追い出されてしまう。面接官が二人を落とそうとしているところを氷筋多聞(ひょうきんたもん)の口添えにより無事養成所へ入学。(氷筋は簓がお笑い好きになるキッカケのコンビ「もうかりまっか本舗」のボケ担当の漫才師)
漫才に憧れコンビを希望するも相手が見つからず、通天閣の上で簓が景色を眺めていたところ同じ場所に来ていた盧笙がとんでもない行動に出たことを機にその後、二人は親交を深める。
「これでお前には借りが2つになったわ。面接ン時も助け船出してくれたやろ?」
「あれか…まぁ助け船出したとちゃうんやけどなぁ」
「やとしても借りは借りや」
その性格や考え方から簓は盧笙に興味を持ち、講師から意味がわからないと突き放された盧笙のネタに対するアドバイスをする。その後コンビを組んだ二人は簓がツッコミ、盧笙がボケを担当し舞台に立つも結果は振るわず。そこでまずは盧笙の強面を和らげる必要があると考えた簓は眼鏡をプレゼントし、さらにとある提案をする…。
続きは「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side D.H & B.A.T」にて。
プロフィール
・職業
簓はお笑い芸人(現在はピン芸人)、盧笙は教師をしている。
簓は一般人から握手を求められたり、天谷奴零から「今をときめくピン芸人の白膠木簓に会えるなんて光栄だぜ」と言われている様子から売れっ子らしいことがうかがえる。盧笙は教壇でのあがり症と普段のギャップを生徒からからかわれる一方で、個別に相談をうけたり教師として好かれ頼りにされている。
・容姿
簓…緑髪(公式イラストでは三層のコントラスト)、糸目が特徴。トラガスピアスを付けている(MCD以前では未装着)。養成所時代は現在の姿と大きな差はない。
盧笙…紫髪(公式イラストでは薄いメッシュが入っている)、つり目が特徴。チョーカー、丸メガネにチェーンを付けている。芸人時代はオールバックで途中からメガネをかけている。
・身長体重
盧笙の181cm/68kgに対し、簓は174cm/58㎏と全キャラクターの中でも数値上では低いほうに属している。
・嗜好
「…プリン」
「は?なんて?」
「昔、俺が楽しみにとっといたプリンを勝手に食べたのはお前やんけ」
ドラマトラック内で簓はメロンソーダ、盧笙はプリンについての描写がある。「Division Rap Battle-+」でも簓の背景にはメロンソーダ、盧笙の背景にはプリンがある。盧笙は固くて苦いプリンが好みにもかかわらず何回言っても簓は見分けがつかず柔らかいプリンを買ってくるらしい。
・芸風(盧笙は芸人時代のもの)
盧笙…家族を題材にした独特なネタ、同じ文言を2回繰り返す。
簓…作中では具体的な描写はないものの常にオヤジギャグを連発し、ラジオではフリップ芸について説明している。
ラジオ
TOKYO FM「ヒプノシスRADIO supported by Spotify」
盧笙回にて、「サラサラヘアーの簓のヘア」というラジオネームのリスナーに対し「フッ…ありがとうな」と笑いを零し御礼を述べていた。また、芸人時代にラジオ番組をやっていたと冒頭で発言している。
曲
「あゝオオサカdreamin'night」
途中あがり症になる盧笙を簓がフォローし掛け合いをする。
「Own Stage」
盧笙のソロ曲では自身と簓を月と太陽と称し、簓の才能がまぶしくて仕方なかったと歌っている。