概要
『ヒプノシスマイク』の伊弉冉一二三(いざなみひふみ)×観音坂独歩(かんのんざかどっぽ)の腐向けカップリングタグ。
2人は同じグループ『麻天狼』に所属している。
ホスト✖️サラリーマンのCP。
2人は小学生からの幼馴染であり、現在は同居している。
女性恐怖症の一二三が怯えた時にいつも隠れるのは独歩の背中であり、
悲観主義者で落ち込みやすい独歩に対し、安定した情緒で笑いながら支えるのは一二三である。
各CDのドラマパートは勿論、コミカライズやゲームアプリ内でも二人で行動をしたり等
絆の深さや仲の良さがうかがえる描写が多々ある。
コミカライズ特典ではコンビのラップ曲の他、ドラマパート内にてデュエットも収録されている
アニメでも2人セットで描かれることが多い。
以下ひふど的ネタバレ注意
ドラマトラック
「シンジュク・ディビジョン麻天狼 Drama Track①」
麻天狼結成の話が描かれている。
一二三がストーカーに命を狙われ危険な状態であることを心配した独歩が、
営業先であり、尊敬する医師である寂雷を引き合わせたことから話は始まる。
その中で一二三は独歩の唯一の友人であること、また一二三にとって独歩が親友との発言がある。
また命の危機に瀕した一二三を独歩は機転をきかせて救う。
「Know Your Enemy Side F.P VS M」
同居が判明。朝起きてこない独歩を起こし、朝食は好物の焼き鮭を用意している。
(なお「せっかく俺が掃除したのに・・・」とぼやきながら起こしているため、独歩の部屋の掃除は一二三がしている様子。)
また一二三と寂雷の2人が釣りに行って除け者にされた気分と落ち込む独歩に対し一二三は「俺っちが独歩を除け者にするわけないじゃん」と笑い飛ばしている。
女性に怯えた一二三が頼るのは常に独歩であり、このドラマパートでも急に女性に囲まれ寂雷を擁護しようと一二三の傍から離れた独歩に対し「俺っちから離れないで」といったセリフがある。
「Just A Friend」
このドラマトラックによって何人をひふどに落としたのか。伝説のドラマCD。
また後述のコミックでもこのドラマトラックの話が入っている。
ディビジョンバトルのため中王区に入った一二三と独歩が女性から逃げる際にFling Posseの帝統、幻太郎を巻き込んでしまう。
一二三の幻太郎への無神経な一言や、代わりに謝罪した独歩に帝統が怒りをぶつけたため、帝統、幻太郎VS独歩、一二三のラップバトルへ発展する。
自身ではなく独歩への侮辱に対し一二三は激昂し、誰よりも先にマイクを取り出した。
帝統と幻太郎の、独歩と一二三のそれぞれの友人への厚い信頼が見えるトラックとなっている。
「過去からのchaser」
一二三の女性恐怖症の発端について軽く触れられている。
原因の女性に対し、一二三以上に独歩が嫌悪感を示している描写、
また原因の女性と向き合い、前に進みたいという一二三に、「お前はどんなに絶望しても前に進もうとするな」と応援している描写が見られる。
「伊弉冉一二三を出せ」と乗り込んできた客がいるとホストクラブから連絡が入った際は
心配した独歩はホストクラブについて行く。
コミック「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side F.P & M+」
読まなくてはならない。
ヒプノシスマイクのコミックシリーズの中で麻天狼とFling Posseをメインに描いたもの。
ディビジョンバトルのドラマCDの内容を比較的忠実に再現している。
ヒプマイのディビジョンバトルはCDに投票権をつけて発売し、投票結果によって勝敗が決まるため、発売時点では勝敗が分からない。
そのためドラマCDはディビジョンバトルの戦っている麻天狼とFling Posseがどのような技を繰り出し、どのような戦いをしたかというバトルの描写は一切ない。
コミカライズは結果発表後の発売で結果を踏まえて描かれているため、ドラマCDでは聞くことのできない麻天狼とFling Posseの戦いが展開されている。
コミックでしか描かれないバトルの描写はひふど好きとしては必読。
独歩は一二三が攻撃により倒されたことにより寂雷の制止も振り切り、自身もダメージを負うにもかかわらず攻撃する。
後述のアニメのディビジョンバトルは全く違ったアニメオリジナル展開。
コミカライズが先ということもあり二次界隈ではコミカライズ版の方が人気が高く、
コミカライズ準拠で話が展開されているひふど作品が多い。
ゲームアプリ「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」(通称:ARB)
シナリオストーリー、イベントストーリーにせよニコイチで描かれていることが多い。
シナリオストーリー
女性恐怖症の一二三を独歩がサポートしたり、疲弊した独歩を心配した一二三が主人公を通して弁当を届けるなど、お互いを支え合う描写が多々見られる。
主人公が独歩に対して「伊奘冉さんのこと好きなんですね」と聞くなど、度々爆弾を落とされたりする。(ちなみにその時の独歩の返答は「好きじゃなかったら一緒に住んだりしないしな」と少し照れ気味である。)
一二三が怪我を負った際には一二三以上に独歩が激昂し犯人を倒したりしている。
また独歩が落ち込んだ際には誰よりも早くそのことを察した一二三が明るく声をかけたりもしている。
イベントストーリー
「ヒプマイクエストー前後編ー」
名前の通りゲーム回。ヘルメットをかぶると仮想現実へ行けるゲーム、インフィニティー・ディストラクション・オンラインを手に入れた一二三が、珍しく休みの独歩を半ば強引に誘って2人でプレイしている。
ゲーム内の2人の職業は、独歩は「商人」であり、一二三は「話術師」である。
「話術師」のスキル「究極女性悩殺」により、一二三はスーツを着てなくても女性への恐怖心が消えている...にもかかわらず、彼は女性からの誘いを全て断り独歩の手伝いを優先させている。
「成敗!東都スカイハイタワー活劇」
久しぶりに休みの被った一二三と独歩が観光スポットのスカイハイタワーに行く話。実質デート回。
冒頭では一二三が独歩とどうしても遊びに行きたい様子が描かれており、海や温泉などの候補の他に、パリやニューヨークやハワイなども候補にあげている(独歩に即却下された) 。
その他にも着物レンタルをしたときに一二三が独歩に勧めた着物の色がどう見ても一二三の髪色だったり、料理を分け合う(というか一二三が独歩に分けている)など、ひふどのイチャイチャした姿が見られる。
「聖しこの夜はあなたとともに」
ホスト回。フレグランスを手伝うために臨時でホストになった独歩が見られる。
一二三が独歩に手伝いを頼む際、「このままだと俺っちが潰れちゃうかもしれないなあ...」と言った一二三に対して「ああ!もう!わかったよ!手伝うって!」と手伝うことを了承している。
一二三のホストとしての働きっぷりが見られる回でもある。
また一二三がチンピラに突き飛ばされた際に独歩がすぐに駆け寄ったり、逆に独歩に危害が及びそうな時には一二三が真っ先に駆け寄ろうとしている。
終盤では、一郎が一二三を褒めたことに対し、本人以上に独歩が喜び「コイツは凄いやつなんです!」と一二三を自慢するような描写がある。
「デンジャラスペンション」
雪山回。麻天狼の3人で温泉旅行に行く話。ロマンチストな独歩とリアリストな一二三、緊急時には冷静な一二三など、2人の意外な一面が垣間見える回でもある。
ペンションに着いた際にベットに飛び込んで「こいよ独歩〜!めちゃくちゃふかふかだぞ〜」と独歩を(健全な意味で)ベットに誘う一二三や、2人で雪山に遭難したりするなど、妄想が膨らみそうなシュチュエーションが多く見られる。
「不良警察官の小事件簿」
独歩の女装回。この回で独歩が銃兎に職質されていた頃から2人は同居している事が判明した。また一二三の出番自体は少ないのだが、独歩が「無職になったら一二三に頼んで、あいつの店の皿洗いでもさせてもらおうかな...」とぼやいたり、独歩にお使いを頼む一二三など、ひふど的要素がちょくちょくある。
「わらしべリーマンの奔走」
珍しく独歩が幸せになる回。優しくて面倒見のいい独歩の様子が見られる。
前回同様、一二三の出番は少ないのだが「独歩にホワイトデーのお返しに手作りのキャンディーを渡す」というとんでもない爆弾を落としていった。ホワイトデーにキャンディーを贈る意味は是非とも調べていただきたい。
その他
ストーリー以外でも2人が双子コーデをしているカードや、シュチュエーションワードでのお互いの言及、2人が正月に一緒に一二三の手作りおせちを食べたりしている描写など、ひふど的小ネタがたくさんある。是非とも自分の目で確かめてほしい。
アニメ「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rhyme Anima」
全13話。2020年アニメ化された。
ホビーアニメのようなぶっ飛んだシナリオ。ドラマCDや、ドラマCDの内容に比較的忠実だったコミカライズと違ったアニメオリジナル展開で界隈がどよめいた。
ひふど作品についてアニメに沿ったもの、ドラマCD+コミカライズに沿ったものがある。
麻天狼メインの日常パートは3,7話。バトル編は10,11話。(1,11,12,13話は全員出演)
EDは3話ずつ各ディビジョン持ち回りであり、麻天狼のEDは10-12話まで。
3話:ひふどの自宅で殺人(未遂)事件が起きるという衝撃のストーリー。
待ちに待った同居部屋がアニメにて公開された。
迎えにきた一二三をみて独歩がほっとした声で「ひふみぃ」と呼ぶシーン、
床ドン、自分の大事な仕事道具であるジャケットを独歩にかける一二三のシーンがある。
ドラマCDにおいては女性恐怖症の一二三が独歩の背中に隠れるのが常であるが、
3話では一二三の背中に隠れる独歩の姿が見れる。
7話:3話以上に独歩がメインの回。
独歩が仲良くなった会社の同僚と歩いているところを見かけた一二三はそのまま2人に抱きつき
独歩に友達ができたのか!と同僚ごと飲み屋まで連行する。なんで?
また独歩の友情が裏切られた際は独歩以上に怒る描写が見られる。
回を重ねるごとに距離が近くなっていき、バトル編の12話でついに抱きしめ合ったりしている。
一二三にとって大事なジャケットを独歩が着せているシーンもある。
13話では命からがら逃げ、他のディビジョンメンバーはコンクリートの上に散らばっているにもかかわらず
独歩だけはなぜか一二三に膝枕してもらっている。