概要
天水館に一番最初に入居した人物にして、現在は4号室に住む売れっ子BL漫画家。天水館の中で唯一職に就いて働いている人物であり、締め切り前は尼~ずの面子にアシスタントをやらせている。
女性限定の天水館に、更に男子禁制のルールを敷いた張本人でもある。
初期は本性を隠して少女漫画一本で活動していたらしく、その頃に描いていた『恋のパルテノン』という漫画が物語終盤でTVで人気女優に紹介され、一時話題を呼んだ。
尼~ずのブランド立ち上げ後は、『Jellyfish』のブランドロゴやショップカードのデザインを担当した。
人物
対人恐怖症で夜行性なため、千絵子曰く「イリオモテヤマネコ並に遭遇率が低い」。
会話は全て文章を書いた紙をドアの隙間から差し込む事によって行われ、尼~ずに原稿を手伝わせる時も同様の方法で指示を出す。
部屋から一歩も出て来ずにどうやって生活しているのかは謎に包まれており、住人達の間では「4号室にだけ隠し通路があるのではないか?」と噂されている。
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この先、ネタバレ注意
連載開始から一切姿を見せる事はなかったが、最終回においてニュー江ノ島水族館で開催された『Jellyfish』のファッションショーで姿を見せた際に、実は男だったという衝撃の事実が判明。
天水館に男子禁制のルールを立ち上げた理由は、天水館の入居初日に玄関先に居た千絵子に一目惚れし、自分以外の男を入れたくないと思ったが故であった。
しかし、それだと自分も皆の前に出たらまずい事に後になってから気付き、真実を言い出せないまま何年も経ってしまった旨をファッションショー後の打ち上げで語った。
なお、ドラマ版の最終回でもほぼ同じ経緯で登場しており、演者は滝藤賢一が務めている。