概要
蔵之介の実母。かつては舞台女優を務めていた女性で、舞台を観に来ていた慶一郎と出会い、逢瀬を重ねる内に蔵之介を身ごもった。
作中の動向
一人で育てる事を慶一郎に宣言して蔵之介を産み、その後も女優業を続けながら蔵之介と暮らしていたが、喉を壊し以前の様に声を出せなくなったのが原因で、仕事を辞めざるを得なくなってしまう。
そうして心身共に疲弊し、育児も儘ならない状態になった後は、蔵之介を鯉淵家に託してそれっきりとなっていた。
現在はイタリアで現地の男性と結婚しており、日本にいた頃の友人が添付メールで送ってきた、Jellyfishのデビューコレクションが取り上げられたワイドショーの動画で蔵之介を見付け、息子への想いを募らせながら修を通じてドレスのオーダーを行った。
最終回では、ニュー江ノ島水族館で開催されたJellyfishのファッションショーを見るために日本へ訪れ、そこでとうとう蔵之介と再会を果たし、涙の抱擁を交わした。