概要
2024年10月29日から11月4日にかけて提供されたモンスターハンターワイルズオープンベータテストにおいて、自キャラが盾を構えた瞬間にありえないブス顔になる現象が観測され、誰ともなしに「盾バグ」とよばれるようになった。
片手剣で特に顔が見やすかったことから片手剣バグとも呼ばれた。
モンスターハンターワイルズのキャラクタークリエイトは過去作と比較しても顔の特徴を作れる幅がとても広く、また女性キャラを美人に作りやすいとプレイヤーからは高く評価された。
さらにベータテスト期間中は何度でも作り直し自由で、作ったキャラクターは製品版に引き継げるということもあり、既存キャラクターや人物の再現などさまざまな試行錯誤が行われた。
直系の前作であるモンスターハンターワールドでは実際にフィールドに出て動かしてみると自キャラの顔つきが大幅に変わってしまうことがあったためそれを逆算してキャラクリする必要に迫られたのだが、今作では多少の誤差はあれどおおむね作った顔のままデモシーンが演出されそのままプレイすることもでき、その点も高く評価された。
だが期間開始から間もなく「片手剣を構えた時の顔がブスすぎる」といった証言が美しいデモシーンとの比較画像付きで多数ネットにアップされ「これもうバグだろ」と話題となった。
実際には盾を力強く構える際に顔にも力が入っているというモーションの一部であり立派な「仕様」なのだが、どんなすました美少女でも盾を構えた瞬間に立ち合いの瞬間の力士のように鬼気迫る顔に変化するためその破壊力はすさまじい。
ベータテストは意見を製品版に反映するための叩き台としての役割もあるため、もしどうしても許せないと思う人はカプコンにアンケートを送ることも可能。
モンスターハンターワイルズ オープンベータテストアンケート(2024年11月8日まで)
一周回ってむしろ好きという人も数多かったため、実際に製品版でこの仕様が残るか調整されるかはベータテスト終了時点では未知数である。