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※この記事はONEPIECE FILM REDのネタバレを含みます。

概要

映画『ONE PIECE FILM RED』の終盤の一場面。トットムジカとの決着を経た後の一幕。

なおこの表記は小説版のもので、劇中では「私にとっても大事な帽子…」と語尾が薄れていく演技によって繊細な心情が表現されている。

詳細

トットムジカの残滓を祓い、世界が元に戻りつつある束の間、ルフィとウタの2人は、とある空間で昔と変わらない対話をする。

気づくとも大きくなっていたルフィに負けちゃったと感慨深けなウタ。そこで彼女は、ルフィから奪っていた彼の麦わら帽子を取り出して「いつかきっと これがもっと似合う男になるんだぞ!」今の持ち主であるルフィへと返すのだった。

その様はウタの父親が同じ少年へ麦わら帽子を預けた遣り取りへ似ており、麦わら帽子を返された少年の目元は帽子の鍔で隠れて判然としないが、一筋の涙を流しているようにもみえる。

そうして画面は白澄んでいき、出航中のサウザンド・サニー号ルフィは目を覚ますのだった。

その後

本作『ONE PIECE FILM RED』の終幕でいつものようにサニー号の船首へ陣取るルフィ

彼にとってウタが「これがもっと似合う男になるんだぞ!」と言った期待はシャンクスとの約束「立派な海賊になって帽子を返す」と重なる事柄だった。

そんな経緯を踏まえてか、ルフィは「海賊王に!! おれはなる!!という宣言をして物語は幕を閉じるのであった。

余談

夢の世界の空間は柔らかく神秘的な光でライトアップされ、どこかの宮殿のように見える。

しかし歯車を思わせる凹凸彫りの中央柱の装飾やドーム状構造から、風車小屋の内部を連想する人も見かけられる。

風車小屋と言えば、ルフィとウタふたりだけが知る思い出の場所であったフーシャ村のあの…

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私にとっても大事な帽子だから
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