概要
「鍔鳴り」の異名を持つ居合斬りの達人。かなりの変人で初対面の相手には自らの取扱説明書を渡す。愛称はニョニョタン。身長2メートルの痩せ気味の男性。年齢は35歳。
闇の武器組に所属する人斬り。幼少期の香坂しぐれが人生で初めてあった人斬り。
その実力は作中の武器使いの達人の中でもトプクラスで闇の武器組の上層部に当たる八煌断罪刃の大半のメンバーよりも強いとみられる描写がある。
一応闇には所属しているものの仲間意識は乏しく理由があれば平気で切り殺す上、気難しい性格をしている。
何より「武芸の上達の為なら他人を斬り殺しても許してくれる」という考えを持つ危険人物(闇にこういう考え方を持つ者は少なからずいるが)。
自らの愛刀「刹那丸」を溺愛している。しぐれの父の製造した名刀だがしぐれとの戦いの後、彼女に回収された。その際はかなりショックだったようだが新しい刀を求め再登場するもしぐれに代わりの業物をやると言われたことで武器組を裏切る。
与えられた業物はクワだったが本人は気に入って農家として生きるようになる。
農家として大地と共に生きたのが良かったのか性格がだいぶ丸くなっている。
連載終盤の最終決戦である「久遠の落日」では梁山泊側に参加し闇と戦ったが最終的には死亡。
闇の達人としては珍しく白浜兼一には高評価。