概要
片山憲太郎によるライトノベル(集英社スーパーダッシュ文庫→集英社ダッシュエックス文庫)、及びそれを原作とする漫画、アニメ。
同作者による作品、電波的な彼女のアナザーストーリーとなっている。
イラストは山本ヤマト。
紅kure-naiについては2008年5月に発売したファンブックの書き下ろし以降、謎の理由で続きが書かれていなかったが、2014年12月、新レーベル・集英社ダッシュエックス文庫創刊の目玉の一つとして6年ぶりの新刊「紅~歪空の姫~」が発売された。
漫画版
ジャンプスクエア(集英社)にて、2007年12月号(創刊号)から2012年7月号まで約4年半連載。
原作イラストの山本ヤマトが担当。(脚本:子安秀明、コンテ構成:降矢大輔)
漫画版だけのオリジナルストーリーやオリジナル展開を含む。
TVアニメ版
全12話。原作とストーリー展開やキャラクター設定など大きく違う部分が多々あり、賛否両論ある。
OVA版
予約限定版コミックに同梱されたDVD。
コミックの内容をアニメ化したものとOVAオリジナルストーリーの計3話が入っている。
TVアニメ版の賛否を受けてか、原作寄りのキャラクターデザインを採用している事をアピールしているが、キャラクターの性格など原作とは違うところが多く、やはり賛否両論ある。
スタッフ・声優陣はTVアニメ版とほぼ同じである。
あらすじ
五月雨荘に住む高校一年生の揉め事処理屋・紅真九郎は同職の大先輩である柔沢紅香から、一人の少女の護衛を依頼される。
世界屈指の大財閥の令嬢・九鳳院紫との共同生活。
さまざまな問題に戸惑いながらもお互いに理解を深め、生活にも慣れてきたころ、最大の試練が二人を襲う!
九鳳院家に隠された秘密、紅香の依頼の本当の意味とは…?
そしてそれを知った時の真九郎の選択は…!?
―守るべきものが見つかったとき、人は強くなれる―