村上銀子
むらかみぎんこ
CV:升望
星領学園1年1組の16歳。真九郎にとって幼稚園からの幼馴染で唯一の親友。いわゆるツンデレ。
裏世界では有名な情報屋、村上銀次の孫にあたり、その地盤を引き継いで情報屋を営んでいる。貯金は既に8桁に達するらしい。 大の運動音痴でそれによって自衛の手段を持てないため、祖父から受け継いだ情報はネット上のみでしか使用していない。
クラスで一番早く学校に行き、教室で朝食を食べる。真九郎が通学する日は真九郎が買ってくる。好物は菓子パン。学内ではほとんど何時でもノートパソコンを操作しており、クールかつ無愛想で人付き合いも悪く、友人も真九郎以外は皆無の模様。内面は面倒見がよく情に厚く、隠れた才色兼備でもあるのだが、上記の点が災いしてかその素顔を知る者は真九郎以外にいない。崩月家(特に夕乃とは犬猿の仲)と紅香を嫌っている。しかし子供に対しては非常に優しく接し、夕乃とは犬猿の仲である紫とも、紫の授業参観の際にすぐ親しくなれた。
幼い頃は、真九郎と結婚して親の営むラーメン屋「楓味(ふうみ)亭」を継ぐことを夢見ていたが、真九郎が揉め事処理屋となってからは、情報屋として真九郎をサポートしている。しかし銀子は真九郎が危険な揉め事処理屋になることには強く反対しており、今も快く思っていない。そのため、彼が仕事関係で上手くいかない事があると、揉め事処理屋を辞めて「楓味亭」で働くように度々薦めている。情報屋としてのサポートはビジネスなので口では厳しく接しているが、実際はわりと甘い。
クラスで一番の細身。自分の貧弱なプロポーションに多少は悲観しているようで、食べる量を増やしているが、さっぱり肉が付かない。
真九郎に好意を持っているが、紫や夕乃のような積極的なアプローチは行っていない。しかし、真九郎に「愛してる」と言われ、「あたしもよ」と返すような普段の彼等らしく無いやりとりをたまに行う。真九郎の色々な過去を知っている唯一の存在なので、真九郎は頭が上がらない。紫に慕われている真九郎のことを「ロリコン」と評している。
漫画版では真九郎への好意がより顕著に表現されている。
真九郎があげたマグカップを大事に使うなど、可愛らしい一面も持ち合わせている。