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紛争ダイヤモンド

ふんそうだいやもんど

紛争地の治安・鉱物資源問題の一つ。血のダイヤモンド、戦争ダイヤモンドとも呼ばれる。
目次 [非表示]

概要

紛争地の治安・鉱物資源問題の一つ。

該当する資源は、紛争地で採掘・各地へ流通しているダイヤモンド。広義には他の宝石類や金などの貴金属、レアメタルも含まれる。


原因

東西冷戦の終結である、各地で東西陣営の代理戦争が入り乱れていたがソ連崩壊により東側陣営からの武器供給が停止、各地の反体制勢力等が武器を求めダイヤモンドなどの鉱山を占拠、廉価で鉱物資源を売り始めて武器購入費用を求めたのが始まり。


問題

各地で鉱山等の争奪戦による治安の悪化、ゲリラ・テロリストによる現地住民の誘拐・人身売買による事実上の鉱山奴隷の存在が人道的問題である。

また、体制側もそれに呼応して治安組織の武装を強化せねばならずそのコスト圧迫による経済的負担も問題となる、またその武装が反体制勢力に強奪や横流しされ更なる悪化を招く可能性もある。


更に、治安の悪化による生活レベルの低下に伴い正規の鉱山労働者の賃金も低下。鉱物資源の無思慮な流通により鉱物資源の価格下落が生じる。

海外勢力は武器が売れ、廉価に鉱物資源が手に入る現状のほうがメリットがあるため規制等に奥手である。(宝石や鉱物に名前を書けないものあるが)


また、環境汚染の問題もある。

このような反社会的勢力の鉱山技術は未熟なうえに環境対策が杜撰であり各地での環境汚染・公害病が問題となる。

具体例を出すと、金と水銀を混ぜてから水銀を蒸発させ金を抽出するアマルガム法が水銀が廉価なことで使われるが之により南米やアフリカで水銀の蒸気が大気に混入し雨と共に広範囲汚染を引き起こしている。

当然、水銀中毒(⇒水俣病)に罹患する人間も増大している。


解決策

  • 鉱山を占拠してい勢力を例外を許さず武力にて殲滅し治安を強引に回復する。
  • 他国が買わない、武器を売らない。

上記はたいてい紛争地の内戦国であるため、総じて国防軍の軍備を回しきれないため難しく後者は前述のとおり、現状のほうがメリットがあるためどこの国も積極的でない事で難しい。


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