概要
週刊少年サンデーで短期連載されていた、田辺イエロウによるダークファンタジー漫画。
結界師連載終了後に連載され、全一巻発売されている。
ストーリーの良さから、もっと続いてほしかったという声もある。
ストーリー
驕りと堕落にあふれた世界に突如現れた「白い悪魔」
101の口を持った白い悪魔は、終末を告げ、世界を喰っていった…。
《暗黒の午後》
人々は死闘の末、白い悪魔を倒す
だが、全てが終わったわけではなかった
悪魔の口と言われる紋様を体に宿した「悪魔」と呼ばれる者達
人々はその「悪魔」に恐怖しながら日々を送っていた…。
登場人物
主人公
人々から「悪魔」と呼ばれる男。
小さな女の子を連れ、悪魔狩りをしながら旅をしている「悪魔喰い」。
頬に「悪魔の口」と呼ばれる紋様がある。
本名は「ルカ」。
主人公の妹で、共に旅をしている女の子。
「お兄(おにい)」と呼んで懐いている。
見た目や頭脳は幼女だが、実年齢は結構いい歳。
ルードリ
町長(領主)。
街や町の住人より自らの保身を優先するような人物。
ゴドー
5年前、町に現れた悪魔の口を持つ男(悪魔)。
戦闘術に長けた40がらみの筋肉質の大男。
ラゲル
聖剣十字教団の神父。
町の人からは「腰抜け神父」と呼ばれている。
用語
白い悪魔
101の口を持つ巨大な何か。
海からやってきたソレは、街を、人を、建物を――世界全てを喰っていった。
悪魔の口
白い悪魔の体にあった無数の口と同じ形をした紋様。
「悪魔」と呼ばれる者達は体のどこかにこの紋様を持っている。
聖剣十字教団
白い悪魔を光の剣で倒し滅ぼした。
白い悪魔の出現以後、唯一機能している世界組織。