脳震盪

のうしんとう

頭への衝撃により、脳の機能に異常が生じる疾患。

概要

頭への衝撃によって脳が激しく揺さぶられたことで起こる脳機能の障害。

転倒や交通事故、スポーツの外傷などによって発生する。

意識消失や記憶障害、眩暈、頭痛、吐き気、過敏性、耳鳴り、複視などの症状を引き起こす。

意識消失の症状は15分程度で基本的に治まるが、記憶障害・頭痛・過敏性・人格の変化などは2週間まで続くこともある。

脳震盪の症状が残っている状態で更に頭部打撲した場合には、脳の腫れや、頭蓋内出血の末に昏睡し死亡などの恐れがあるので、脳震盪を起こした場合一定期間は必ず頭部打撲を避けなくてはならない。

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