「酒の歌人、若山牧水とは俺のことだ。よろしく頼むぜ?」
プロフィール
名前 | 若山牧水(わかやま ぼくすい) |
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図鑑No. | No.035 |
武器 | 銃 |
通常衣装属性 | 水 |
レアリティ | 無地 |
精神 | やや安定 |
代表作 | 『海の声』『別離』『黒松』 |
派閥 | なし |
文学傾向 | 詩歌、俳句 |
趣味嗜好 | ゆっくり酒を飲むこと |
CV | 宮下栄治 |
公式人物紹介
『酒を一日一升吞むという噂の酒豪の歌人で、仙人めいた雰囲気と酒好きらしい豪快さを併せ持つ。酒ばかり飲んでいるせいか体がいつも熱っぽい。
特に大きな悩みもないようで、愛用のひょうたんを片手に自然に咲く花を眺めては幸せそうに溜息をつくところがしばしば目撃されている。恋に対して情熱的な時期があったらしい。』
※ゲーム内図鑑より引用
概要
『文豪とアルケミスト』にて、文豪若山牧水がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。
ゲーム内でのキャラクター像
酒が入っているだろう瓢箪を片身離さず持つ酒好きの青年。
頭に巻いた手ぬぐいからは判り辛いが、若草色の短髪である。
衣装にはいろいろあるが、萩原朔太郎との昔話を鑑みるに、あまり身なりは気にしないようだ。
常に酒を求めており、台詞には酒の言葉が尽きない。
図鑑の紹介にあるように恋をした過去もあったことから『情熱的な恋をしたことはあるか?俺は今恋してるぜ……酒にな』といった言葉を投げかけることも。
酒を愛しているがこそ、無茶な飲み方・自暴自棄な酒への逃避はしないのが信条なようで、他の酒飲み文豪共と比べると、とても常識的で理想的な酒の嗜み方である。
武器の「銃」は銃身の下部に刃のついた、銃剣を思わせるようなピストル。
交友関係
「明星」に関係する文豪達とは縁が深い。石川啄木は、「ぼっさん」と呼ばれている。
何かと騒動を起こす彼をやんわりと受けとめており、「元気に長生きすればいい」と、生前のことを考えると何とも胸に来る言葉を送っている。
また生前彼の歌を好んでいた中原中也とも良い飲み仲間である。
元ネタ
- 実在の若山牧水は自然と旅を愛する俳人で、彼の残した歌は旅先で触れた美しい自然をうたったものが多い。また無類の酒好きでもあり、彼の死因は肝硬変で、おそらくアルコールが原因であろう。
- 『恋に対して情熱的な時期があったらしい』とあるが、彼は学生時代に園田小枝子と人妻と知らず恋に落ちその後泥沼化したり、後に妻となる太田喜志子には一目ぼれして毎日のように手紙を送っていたというエピソードが残っている。