「日常の圧迫から解放を望むのかい?それなら俺に任せてよ」
プロフィール
公式人物紹介
自称「ロマンティックスピリットを持つ」青年。
そのナルシストが極まった言動が相まって異質な存在感を周囲に振りまいている。
服装にも他人には理解できない独特のこだわりがあるようだ。
そんな彼の発言はすべて天然なのかと思いきや、意外にも物事の本質を鋭く捉えたものが多い。
酒癖が悪く深酒すると別人のようになるらしい。
概要
ゲーム「文豪とアルケミスト」で、文豪・梶井基次郎がプレイヤーのアルケミストによって転生された姿。
イベント『有魂書研究―梶井基次郎を転生させよ―』にて先行実装。潜書時間は誕生日の2月17日にちなんだと思われる2時間17分。
2021年2月17日のアップデートで恒常入手可能となった。1500及び4000の洋墨消費枠から出現する。
ゲーム内でのキャラクター像
三好達治と関係の深い文豪として実装。初期実装だった彼の台詞中では梶井の名前は早々に登場していた。三好からは「梶」と呼ばれている。
公式紹介にもあるようにナルシスト的であり、気障なセリフが多く、その度に親しい文士に突っ込まれている。服装も大胆で、露出度の高いヴィジュアル系ファッションに身を包んでいる。
ところどころにレモンに関して言及しており、レモン形のアクセサリーを身に着けていたり、そもそも全体的にそれらしい彩色であったりと、彼の代表的著作『檸檬』を大きく元ネタにしているとみて間違いないだろう。
彼自身は病にて惜しくも夭逝したが、後年に与えた影響は大きく、多くの文士達が彼の作品を絶賛している。
武器は日本刀で、太刀程の大きさに見える。
交友関係
三好達治とはボケとツッコミのような親友関係で、梶井のナルシズムや健康のことなどに声高らかに三好が突っ込んでいる。
織田作之助は彼の隠れファンであり、転生して交流できることを喜んでいた。
また川端康成とは生前家に泊めてもらう程親密であり、何かと誤解されやすい彼に対して遠慮なく物をいい、感心されている。
余談
ゲームリリース当初に追加予定が発表されていた5人の文豪のうちの一人(梶井のほか4人は幸田露伴、小泉八雲、川端康成、坂口安吾)。約1ヵ月でスピード実装された露伴の例もある中、梶井はこのうち最後の実装となり、実装が発表されてから実に11ヵ月、ほぼ1年近くかかった。
梶井の実装が正式に発表されたのは10月5日。レモンの日であった。
該当ツイートはハッシュタグにゲーム名や声優名に混ざって何故か#レモンの日ハッシュタグがついていた。(該当ツイート)
代表的著作のタイトルが「檸檬」、また彼の忌日は「檸檬忌」として知られるレモンにゆかりある文豪だが、もしかすると彼の実装がここまで待たされたのも実は単にこれがやりたかっただけなのかもしれない。
ちなみに「レモンの日」という記念日自体が実は文豪ネタであり、由来はこの人だったりする。
同じ檸檬モチーフの別作品キャラも存在自体は設定されていたが、実際の実装は2018年になってからになった。単なる偶然と思いたいが。
また、『桜の木の下には死体が埋まっている』という都市伝説の元ネタも実はこの人であり、春ボイスはこれにちなんだものである。
タグ付加等の注意
実在した文豪の方をモデルとしたキャラクターであるため、イラスト及び小説を投稿する際は、マイナス検索という観点から「文豪名(文豪とアルケミスト)」に統一するようにお願いしします。