概要
1921年にIHIで建造され1922年進水した。1937~8年は華北での作戦に参加し、その後1940年に第三十八号哨戒艇となり、南方の海上護衛、哨戒作戦に転戦した。
1944年11月25日にアメリカ海軍潜水艦アトゥルによってバシー海峡で撃沈され、艦長高田又男大尉以下145名が戦死。1945年3月10日に正式に除籍された。
その後1946年に高田又男艦長の頭部遺骨が高雄市沿岸で見つかり、海府尊神として祀られた。この時点では頭蓋骨の身元は不明だったが、大漁の神として信仰され1953年に祠が拡大し保安堂となった。
海府尊神の御神託により1968年に移転。細部まで神命に従って建築されたがこの時点で日本的な雰囲気があったものの理由は不明だった。しかし1990年、タンキー(シャーマン)によって海府尊神をその身に下ろした際にタンキーは日本語が話せないにもかかわらず海府尊神が彼の体を借りて日本語を語り、頭蓋骨の身元が日本第三十八号軍艦艦長であると明らかにされた。
沖縄県護国神社に御神託と同じ状況で戦没した「第三十八号哨戒艇」の名が見つかったことで頭蓋骨の身元が高田又男艦長であると明らかにされ、海府大元帥と呼ばれるようになった。
部下が故郷に戻れないことを神託で悔やんでいたことから海府大元帥とその部下145名の魂が故郷に帰れるようにと信者の手により1991年に神艦「38にっぽんぐんかん」が建造され奉納された。
2022年11月25日、公式神艦娘小蓬(蓬ちゃん)を発表。