蜂須賀虎徹(刀剣乱舞)の項も参照。
プロフィール
「これが、本当の虎徹だよ。その真価、これから主に見せるよ」
概要
『刀剣乱舞』のキャラクターである蜂須賀虎徹が「極」にランクアップした姿。
初期刀組は2018年4月から8月にかけて毎月一振ずつ極が実装されることが発表され、蜂須賀虎徹は二番手として、5月22日のアップデートで実装された。
レベル70以降、修業道具一式を消費して四日間(96時間)の修行を経ることで極の姿になれる。
容姿
特では閉じていたコートは開かれ、その下には弟である浦島虎徹の極と揃いの鎧を着用している。また、コートも裾が蝶の後翅を思わせる造形になるなど、デザインが一新されている。
何よりも目を引くのは肩の鎧や腕に掛かる羽衣。通常立ち絵の右手も相成って極めて帰ってきた彼を「天女」「菩薩」と称した審神者も多い。
右手のポーズは聖観音菩薩の印相かと思われる。刀剣乱舞二周年記念祝画でも蜂須賀虎徹の右手はこのポーズをしている。
元々絵師泣かせであった衣装が極めてより難易度を上げたとも言える。
真剣必殺では浦島虎徹極と同じく猛虎のオーラが発現し、さらに蓮華や仙人を思わせる雲も出現しており、屛風絵のように美しい。
性格
「蜂須賀虎徹だ。虎徹の真作と呼ばれているが、その言霊にこの身は縛られすぎているようだね。強く美しいのが虎徹だ。……それでいいと、本当は思っている」
虎徹の真作として強く美しく、そして優しい刀剣であれるよう邁進している。三枚目の手紙にもある通り、彼の理想の「虎徹」であるために主である審神者が必要であると明言しており、彼の審神者に対する信頼を感じさせる。
手入れの際には審神者に心配をかけないように、戦績拝見の際には重圧をかけないように。彼が日常の生活から身に付けたいと語った優しさを感じさせる声色で審神者を気遣う様子が窺える。
勿論優しさを履き違え甘やかすようなことはなく、万屋でも「買うものは決まっているのかな」と嫌味を感じさせないようにしつつも遠回しに買いすぎないよう諌めてくれる。
またその優しさは主である審神者だけでなく、本丸の仲間たちにも向けられており、手合わせ終了時は「ありがとう。君にとって、いい時間だったなら嬉しいな」と相手への礼を忘れない姿勢を見せた。
本丸負傷時の「俺はともかく……弟はもっと丁寧に扱って欲しいな……」や遠征帰還時の「ただいま!弟は元気にしてるかな」など、弟である浦島虎徹に言及するボイスが増えており、修行を通してより真作の弟への愛情が深まっているのを感じさせる。
その一方で「どうして俺は……あの贋作のことを」と、虎徹の贋作を公言する長曽祢虎徹に対し特の頃よりも一層強まった複雑な感情を垣間見せている。尚、手合わせの特殊会話では特では「チッ(舌打ち)」であったのが「……ぬう」と少し柔らかくなっている……ように思える。が、終了時は「不愉快だ」のままであり、相変わらず彼の贋作に対する嫌悪感が根深いものであることを感じさせる。
……と、思われたが。
彼の破壊ボイスで、同じ虎徹の真作の弟である浦島以外の誰にも、その思いを真にぶつけるべき相手にも主である審神者にもひた隠しにしてきた彼の本心を聞くことができる。
折れて朽ち果てるその瞬間まで口に出すことも出来なかった彼の本当の想いは、どうか御自身で確かめていただきたい。