概要
空気弾で追い詰められてゆく東方仗助。絶体絶命…
と思われた次の瞬間仗助の前に、死んだかと思われていた虹村億泰が現れ、空気弾を削り取った。
億泰は奇妙な夢を見ていたという。
暗闇の中1人歩いていると、光が見え、億泰は虹村形兆に再会した。形兆は億泰へ『 どこへ行くんだ 』と問いかける。形兆はいつだって頼りになったし、決断には間違いがないから安心だ…と、億泰は『 兄貴について行くよ 』と言った。すると形兆は
『 おまえが決めろ 』
『 億泰…行き先を決めるのは おまえだ 』
と。少し考えて、億泰が『 杜王町へ行く 』と答える。それは、いつも決断を兄に頼っていた億泰が出した真の自分の意思だった。
億泰は目が覚めた。とてもさびしい夢だった。