概要
CV:塩沢兼人
『GU-GUガンモ』のキャラクター。
学校で番を張るいわゆるガキ大将。一人称は「俺」。
逞しい外見の少年で、無口で横暴なところもあるが、ときには優しさを見せることもある。「フン」というのが特徴で口癖。鼻息で金魚すくいを攻略する特技がある。
実は重度の潔癖症であり、「白いものが汚れているのを見ると徹底的に磨かずにはいられない」ほどで、掃除の類は一切手を抜かない。さらに泥遊びの類が全くできない。
めり子という顔がそっくりな妹がいる。めり子がぞんざいな扱いをされると怒るなど、妹思いな面も見せていた。
あゆみのばあや(市ヶ谷家のばあやであゆみの祖母)からは「大和男子(やまとおのこ)」と見込まれて、あゆみにボーイフレンドとして推薦されていた。
あゆみも西郷のことはまんざらでもなく、「わたしたちが手に手を取って一緒になったとしたら、はっきり言って恐いもんなし!」と西郷のパワーと自分の魅力&財力が合わされば無敵だと思い、西郷が落としたハンカチをネタに自分のボーイフレンドになるように迫っていた。そのときはリンダ・スカイラークが邪魔しようとしていたことから、リンダからも好かれているようで、意外とモテモテである。
だが、あゆみに関しては苦手に思っているようで、初期の頃は金魚すくいで「西郷さんて素敵」とあゆみに腕を組まれて照れていたが、あゆみの性格の悪さに気づいたのか、ハンカチをネタにボーイフレンドになるように言われたときは力ずくでハンカチを取り戻したり、あゆみのデートの誘いをすもうの稽古を理由に断ったり、直接的ではないにせよ西郷はあゆみを拒絶していた。
上述に書いたように、あゆみやリンダから好かれていたほか、おしんからも一目惚れされて「ダーズン」と呼ばれている。しかし、西郷はおしんを苦手に思っていて、おしんが現れると絶叫と共に一目散に逃げ出してしまうほどである。だが、心底嫌っているわけではなく、ガンモからおしんが一途に自分を慕っていたことを知った西郷は、田舎に帰るおしんが乗った電車を見送っていた。