概要
真崎杏子の使用カード。
登場時期的にしかたないがあまりと強いとは言えない。
テキスト
通常魔法
(1):自分フィールドに「ブラック・マジシャン・ガール」が存在する場合に発動できる。
手札・デッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。
アニメにおいて
アニメオリジナル「乃亜編」における「杏子vsビッグ2(大瀧)」戦において杏子が使用。
デュエル終盤、追い詰められた状況でブラック・マジシャン・ガールのデッキマスター能力「ソウル・サークル」によって手札に加えられ、後述の効果でブラック・マジシャンとなり見事逆転勝利を飾った。
アニメでの効果は発動ターンのみ、このカードをブラック・マジシャン扱いとして特殊召喚する効果であり、イラストも異なっていた。
また、カード発動の際、後方でデュエルを見ていた遊戯のデッキからブラック・マジシャンが現れるという演出がなされていた。
ところで、OCG版の効果であれば大瀧が言及したようにデッキにブラック・マジシャンが居なければ本当に役に立たないカードであるのは確かだが、上記のようにアニメ版なら1ターンと限定的ながらも最上級モンスターを展開でき機能することを踏まえると、大瀧の発言が単なる狂言でしかならなくなってしまう(事実、大瀧はブラック・マジシャンが召喚されたことで敗北している)。
この意味でも乃亜にとって大瀧は役に立たないのだろう。
アニメの世界には「ブラック・マジシャンガール 賢者の宝石」というタイトルのミュージカルがあるらしい。
中学生の時に杏子はこの作品を見て女優になりたいと思うようになり、その縁もあってデッキ構築の際に半ば思い付きで投入していた。
なお、このエピソードに従うと数年前の時点でブラック・マジシャン・ガールが有名な存在であったことになり、「バトルシティ編」でのパンドラの台詞とやや辻褄が合わない。
「ブラック・マジシャンガール 賢者の宝石」というタイトルは該当エピソードの放送当時に大人気だった映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が元ネタと思われる。
劇場版『光のピラミッド』ではOCG仕様になったものを「闇遊戯vs海馬」戦で闇遊戯が使用している。
劇場版『超融合!~時空を越えた絆~』では、このカードとは発動条件と特殊召喚先の関係が逆になった師弟の絆を闇遊戯が使用している。
あちらは第10期にOCG化されたが、時の流れによるインフレのためか墓地からも特殊召喚可能であり、追加効果も付与されている。