演:菅田将暉
概要
総理大臣となって日本を世界一の国にするという夢のため、その第一ステップとして海帝高校の生徒会長を狙う少年である。父は通産省官僚赤場譲介。
計算高く非常に優秀な少年なのだが、根っからの野心家で利用できる物なんでも利用する負けず嫌いな性格の持ち主。感情表現も非常に豊かでキレると般若の様な表情を見せる。幼少時代から没頭していたピアノが得意で作中でも見事な腕前を見せている。
そんな彼だが、学業へ没頭する余り、幼馴染で恋人でもある白鳥美美子に対しての配慮がしばしば欠け気味。それの挽回を狙っては美美子とデートをよくするのだが、ピアノ以外についてのセンスが壊滅的に悪く空回りをしている場面が多い。
それでも美美子へ対する想いは本物で、将来を約束してると豪語する程。彼女の家に現れては頻繁に糸電話を通して学園内での活動を報告している。
嫉妬深い一面もあり、サバイバル合宿で大鷹弾と美美子が良い雰囲気になった場面を目撃した際は普段の冷静さが消し飛び激昂、貴重な弾を乱発してしまう場面もあった。
学園内では中学校以来の親友であり参謀役として榊原光明と共に行動し、彼によって助けられる場面も多く非常に信頼している。
海帝高校入学時にトップの成績を誇り、海帝中学では生徒会長だったことから、海帝高校からも期待を寄せられている。一年一組のルーム長に選ばれた後は、氷室ローランドに生徒会長となる可能性を見い出し、彼に生徒会長候補として指名してもらうため忠誠を誓う。
氷室に関することに対して鋭い直感を持ち、氷室の自分への態度の変化から、自分に向けられた隠れた怒りを感じ取り、氷室を驚愕させた。後に父赤場譲介から彼と氷室の父スティーブ・レッドフォードとの因縁を教えられ、自身の直感が正しかったことを知り、激しく苦悩する。
氷室の真意を知ってからは、謀反を起こして森園派に付くことを決意する。
森園が会長へ就任した後も彼に属し、次の生徒会選挙では帝一にとって本編最大の壁である弾とは色々な意味でライバル関係として競い合う事となる。