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赤色巨星とは、恒星の種類で、温度が低くサイズや光度が大きいもののこと。寿命を迎えつつある恒星の姿である。


夜空に見える恒星のうち赤っぽいものは赤色巨星である。

一等星の中ではベテルギウスアルデバランアンタレスなどが赤色巨星に属する。


高温の物体が放射する光は、温度があがるにつれて黒体放射の法則に従ってと変化していくため、赤色巨星の赤色は温度の低さを意味する。赤色巨星の典型的な表面温度は2500-4500ケルビン(2200-4200℃)であり、太陽の5200℃よりかなり低い。


温度が低い一方でサイズは文字通り巨大で、サイズは最大で太陽の数百倍、光度は数万倍にもなる。


一般的に恒星は寿命を迎え中心部で水素の枯渇が始まると核融合反応のバランスが崩れて温度を下げながら膨張して赤色巨星になる。太陽も数十億年後には赤色巨星になると考えられている。


質量が太陽の数倍以下の赤色巨星は膨張した外層を喪失して白色矮星に変化して一生を終える。一方で質量の大きい赤色巨星は超新星爆発を起こして吹き飛ぶ。

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